『Ergofinite THE TOKYO TECHPACK POUCH』レビュー|ショルダーバックにもなる2Wayミニマルガジェットポーチ
最近、持ち歩くガジェットが増えてきまして。
それで大容量のポーチが欲しいと思っていたんですが、なかなかデザインや仕様が良いなと思うモノが見つからなく…。
と思っていたところに、ちょうどErgofiniteさんの新作ガジェットポーチを試す機会をいただきました。
『THE TOKYO TECHPACK POUCH』というポーチなんですが、これがめちゃんこに良くてですね…!
- ミニマルでカッコいいデザイン
- 耐摩耗性の高い厚手のCORDURA素材を採用
- ガバッと開けて中身が見やすい
- 15個もの豊富な収納ポケット
- ロック機能・RFIDブロックを備えた外ポケット
- ショルダーバックとしても使える2Way仕様
- ストラップが緩みにくく勝手に長さが変わらない
- 自立しにくい
- 厚みのあるモノは入らない
- メイン収納のファスナーは止水タイプでない
ミニマルな見た目ながら15個もの豊富なポケットを備え、モノをキレイに仕分けして収納できます。
さらに、付属のストラップを取り付ければ、中身そのままにショルダーバッグとしても使えるんですよ!
珍しく★5を付けちゃうぐらいデザインも使い勝手も抜群に良く、即一軍入りしました。
そんなTHE TOKYO TECHPACK POUCHについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
Ergofinite『THE TOKYO TECHPACK POUCH』の特徴
THE TOKYO TECHPACK POUCHは、ワークライフスタイルブランド・Ergofiniteから2024年10月18日に発売されたガジェットポーチ。
軽量ミニマルなデザインながらも豊富なポケット収納を備え、ショルダーバックにもなる2Way仕様が特徴です。
製品スペック
本体カラー | マットブラック |
収納容量 | 2.1L |
サイズ | 幅240mm×高さ140mm×マチ60mm |
重量 | 本体のみ:約240g ストラップ込み:約340g |
外側生地 | CORDURA® BALLISTIC FABRIC 1680D |
ファスナー | AquaGuard® YKK製止水ファスナー(背面ポケットのみ) |
バックル | FIDLOCK社製マグネット式バックル |
収納ポケット | 15個 |
価格 | 9,850円 |
本体とストラップが同梱されています。
ポーチとして考えるとややお高めですが、ショルダーバッグとしても使えることを考えればまぁそんなもんかなと。
外観デザイン
マットブラックでスクエア型なのがカッコいい!
ブランディングフリーデザインで、表面にロゴがないのがとにかく最高。他のメーカーもマジで見習って欲しい。
生地には、摩擦や引き裂き、擦り切れに強い「CORDURA」素材の中でも1680Dという厚手の生地が採用されています。
撥水性にも優れた生地なので、中に入れた大事なガジェットも多少の雨なら防いでくれるはず。
ただし、メインポケットのファスナーは止水タイプではないため過信は禁物ですが。
サイズは、幅24cm×高さ14cmとガジェットポーチとしてはやや大きめ。
だけど色々と周辺アクセサリーを持ち運ぶとなると、結局これぐらいの大きさが必要になってくるんですよね。
反面、マチは約6cmと薄くてスマートな印象。背面にはポケットが1つあります。
本体の重量は実測234gで、ストラップも足すと333gに。
しっかりとした生地なのでめちゃくちゃ軽いという訳ではないですが、手に持った感じではそこまで重さは気にならないかと。
こちらがストラップ。シートベルトのような素材でやや光沢があり、ツルツルとした手触りをしています。
金具も含めてオールブラックに統一されているのが良いですね。
2か所で長さ調整ができるんですが、グリップが効いてるから自重でストラップが勝手に伸びないのが最高(←これ超重要)。
たまにストラップの長さがすぐ伸びちゃうカバンがありますが、あれストレスに感じるんですよねー。
バックルには高品質なFIDLOCK社製マグネット式バックル「SNAP Buckle」が採用されており、片手で簡単に着脱できるのが便利。カバンをラクに下ろせます。
また、ストラップは背面側で取り付けるので、正面から見ると金具が見えにくいのもこだわりを感じます。
ミニマルで良きぃ…!
収納ポケット
THE TOKYO TECHPACK POUCHには、合計で15個もの収納ポケット+ペンホルダーがあります。
メインの収納スペースを開くとこんな感じ。
約70度ぐらいガバッと大きく開くので、中身を一堂に見ることができます。モノの出し入れもしやすいのが良いですね。
ポケットとは別に2室のフリースペースも設けられているので、収納力はかなり高そう。
では、端から順番にポケットを見ていきましょう。
Mini Notebook Slot
一番手前側にあるのが、小さめなノートを入れるためのポケット。
たまたま僕が愛用している新書サイズの『ミドリ MDノート』がジャストサイズで入りました。
外側の方にはクッション素材が入っているので、電子書籍リーダーを入れておくのも良さげです。
ちなみに、iPad mini 7は裸状態or薄いケースならギリ入るとのこと。ただその代わりに周辺機器があまり入らなくなるそうです。
Zipper Pocket
ノート用ポケットの隣には、ファスナー付きポケットが。
マチがないので薄いモノしか入らないですが、ここに入れておけば大事なモノも失くさずに済みます。
通帳やパスポートを入れるのに良さそうなポケットですが、ちょっとだけ深さが足りませんでした。
Hidden AirTag Slot
ファスナー付きポケットの内側には、『AirTag』を仕込める専用スペースが。
僕はAirTagを持っていないんだけど、ここに仕込んでおけば万が一にこのポーチを紛失してしまった際に役立ってくれるはず。
AirTag買うかぁ。
Mesh Pockets
使い勝手に優れるメッシュポケットが2つ備わっています。
程よく伸縮性があるので、ちょっとした厚みのあるモノもホールドできるし、中身が透けて見えるのも良いですね。
Magnet Pocket
マグネットで開閉できる大型ポケット。
ポーチの中央に鎮座し、スピーディに出し入れできるので、よく使うアイテムをここに入れておくと良さそうですね。
また、このマグネットポケットの側面にもポケットが3つ備わっています。
メッシュ製ではないですが、少し伸縮性もあります。
セパレートされている方はクレジットカードが丁度入るぐらいの大きさでした。
Cable Pockets
こちらは、4つに小分けされたメッシュポケット。
ケーブル類や小物をまとめるのに良さげ。こっちのメッシュは黒いので透け感はあまり無いです。
もうお気づきかと思いますが、これらのポケットの奥には大きめのポケットがもう1つあります。
写真では薄手のクロスを入れていますが、ここは一番前面側で融通が効きやすい場所なので、2cm厚ぐらいあるモノも入れられます。
Pen Slot
今ほど紹介したポケットの上にはペンホルダーが。
おそらくApple Pencilを収納するために設計されています。
残念ながら、みんな大好きジェットストリームはグリップ部分が引っかかって通りませんでした。細めのペン向き。
RFID Secured Pocket
唯一、外側に備わっているポケット。
ロック機能のあるYKK製の止水ファスナー「AquaGuard」が採用され、ポケット自体にはスキミング防止(RFIDブロック)も。
防犯性が高いポケットに仕上がっているので、安全に活用できますね。
アクセスもしやすい場所なので、財布やスマホ、パスポートなどを入れるのに最適です。
iPhone 16 Pro MAXもジャストで入りました。内側にはカラビナも付いているので、鍵を入れておくのも良いですね。
Ergofinite『THE TOKYO TECHPACK POUCH』を使ってみて
ここからは、THE TOKYO TECHPACK POUCHを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
15個の豊富なポケットでモノの出し入れが超スムーズ!
モノに住所を与えることで、こんなにも快適になるとは…!
今までポケットが少ないポーチを使っていたため、雑多にガジェットを詰め込んでいたんですが、目的のモノを探し出すのに手間取っていたんですよね。
それで今回、このポーチを使ってみてすぐ思ったのは「なんでもっと早くこういうポーチを使わなかったんだ…」ということ。
もうね、めっっっっっちゃ使いやすいんですよ!
ガバッと開くから中身が見えやすいし、モノの定位置が決まっていると使いたいモノがすぐ取り出せて、仕舞うのも簡単。
ポケットが豊富なぶんポーチとしてはサイズが大きめですが、そんなことが全く気にならないぐらい使い勝手が良くて気に入っています。
見た目以上の収納力!でも厚みのあるモノを収納する場合は要注意
このように豊富なポケットが備わっているので、見た目以上に収納力があります。
普段よく使う手持ちのアイテムを収納してみましたが、これだけ入りました。
- スマホ|iPhone 16 Pro MAX
- モバイルバッテリー&充電器|Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
- マウス|Logicool ERGO M575
- USBケーブル|Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル 0.9m
- Apple Watch充電器|ESR Apple Watch充電器
- ワイヤレスイヤホン|Apple AirPods Pro
- 有線イヤホン|final E3000
- 外付けポータブルSSD|Kingston XS2000
- 液晶クリーナー|ELECOM 超強力クリーニングクロス
- 買い物バッグ|Regile
- 目薬
…結構入りますよね?
少し余裕のあるつくりにしているのか、中身を詰め込んでポーチが多少膨らんだとしてもファスナーを閉めることができました。これはありがたい。
ただ、厚みのあるモノを中に入れると、他のポケットに干渉してモノを入れられない場合がありました。
本当はノートとペンも入れたかったけど、マウスが邪魔してさすがに厳しかった…。
ショルダーバッグとしても使えるのが便利すぎる
正直に言うと、ポケットが豊富なポーチというのは他にもあります。
だけど、ショルダーバッグとしても2Wayで使えるのがこのポーチ最大の強みで。
ストラップをつけるだけでショルダーバッグ化できるので、中身をわざわざ入れ直さなくて済むのが便利だなと。
しかも、ショルダーバッグとして使った時のルックスがめちゃくちゃ良いんですよね。ミニマルでカッコいい。
おまけ的な機能じゃなくて、しっかりとメイン使いもできるのが最高なんです…!
PCを持ち歩く時は同メーカー『THE TOKYO TECHPACK』の中にポーチとして入れて、PCが必要ない時はショルダーバッグ化して使うのがマイブーム。
Ergofinite『THE TOKYO TECHPACK POUCH』レビューまとめ
今回は、Ergofiniteの2Wayガジェットポーチ『THE TOKYO TECHPACK POUCH』をレビューしました。
- ミニマルデザインのポーチを探している
- 持ち歩くガジェットが多い
- ポーチを中身そのままバッグとして持ち出したい
このポーチ、めちゃくちゃ気に入りました!
ガバッと開けてポケットが豊富、そしてショルダーバッグにもなるというポーチは他に無いのでは?
デザインも抜群に良いし、2Wayで使えると使用頻度もグッと増えるので大活躍すること間違いなし。