『BenQ ScreenBar Halo』レビュー|無線で大画面もエモく照らせるモニターライト

ただ照らすだけじゃない…!
モニターライトは、目の疲れを軽減させたり、暗い時間帯での作業を快適にしてくれる効率化アイテム。
デスクワークには欠かせないモニターライトですが、この度、BenQで最上位モデルの『ScreenBar Halo』を導入しました。
目に優しいモニターなどを手掛けるBenQ製なだけあって、品質は折り紙付き。自然な光で目が疲れない!
そして無線リモコンで照明をコントロールできるうえに、間接照明がデスクを超絶エモく演出してくれます。
曲面ディスプレイ対応で照射範囲も広くカバーしているので、大画面のモニターを使っている人にもおすすめ。
そんな『ScreenBar Halo』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。

- 明るさ・色温度の調整幅が広い
- 光がモニターに映り込まない
- 間接照明がエモい
- 大画面のモニターにも使える
- ケーブルレスで手元操作ができる
- リモコンのスリープ復帰がやや面倒くさい(リニューアルで改善!)
- 給電ケーブルが一体型で取り替えできない
- 本体カラーはブラックが良かった
『ScreenBar Halo』スペック早見表
製品名 | ScreenBar Halo |
本体サイズ | 横幅:50cm バー太さ:2.1cm |
リモコンサイズ | 直径:7.4cm 高さ:3.8cm |
重さ | 800g |
カラー | グレー |
材質 | アルミニウム合金、PC/ABS樹脂 |
USBケーブルの長さ | 1.5m |
適用モニターの厚さ | フラット:0.71cm〜5.99cm 曲面:1.6cm〜4.19cm |
光源種類 | デュアルカラーLED |
演色性 | >95(100に近いほど自然な光源) |
照度 | 中央照度800ルクス(照射面から45㎝の場合) |
色温度 | 2700K〜6500K |
照明範囲 | 63cm×40cm |
電源入力 | 5V 1.3A USB Port |
最大消費電力 | 6.5W |
付属品 | ・曲面モニター用アタッチメント ・ウェブカメラアクセサリー ・単四型電池×3本 |
価格 | 19,900円 |
BenQ『ScreenBar Halo』の特徴・デザイン

- グレア反射ゼロ:独自開発の光学デザインでモニター画面への映り込みを軽減
- 無段階調整:照度・色温度を自在に調整できる
- 自動調光機能:周囲の明るさに応じて自動的に500ルクスに調整
- フリッカーフリー:光がチラつかず目に優しい
- 間接照明モード:バックライト効果でムードも演出
- 無線リモコン:ケーブルレスで快適なワイヤレス操作
- 曲面モニター対応:厚さ1.6cm〜4.2cmまで適用可能
『ScreenBar Halo』は、モニターで有名なBenQから発売されている最上位モデルのモニターライト。
リモコンがワイヤレス化されていることや間接照明を搭載しているのが、大きな目玉ポイントです。
まずは同梱物をチェック。

- モニターライト本体
- リモコン
- 曲面モニター用アタッチメント
- ウェブカメラアクセサリー
- 単4型電池×3本
- 取扱説明書、保証書
モニターライトの外観はこんな感じ。

マウント部分はプラ素材だけど、スクリーンバー部分はアルミニウム製で質感が高いです。
本体カラーはグレーでロゴも小さく控えめ。

ライトの中央部分に自動調光をするためのセンサーがあり、バー部分には電球色と昼白色のLEDが交互に配置されていました。


スクリーンバーの背面には大きめな間接照明のライトと給電コードが備わっています。
給電コードの先はUSB-Aタイプで、モニターから給電してもよいし、別途用意した充電器とつないでもOKです。
モニターライト本体の取り付け方法

取り付けは超カンタン!
スクリーンバー部分と可動部分の間でモニターを挟み込むように設置して、あとはUSB-Aケーブルを差し込むだけ。
接地面にはスポンジやゴムが貼られているので、モニター上部にビタッと吸い付くようにフィットします。
モニターの上に取り付けるタイプなので、置き型のライトと違ってデスク上を占有しないのがいいですね。

また、曲面モニター用のアタッチメントも付属しているので、これも活用すれば幅広いモニターに対応できます。
- フラットモニター:約0.7cm〜6cm
- 曲面モニター:約1.6cm〜4.2cm
無線リモコンの機能・操作方法

続いて、リモコンをチェックしていきましょう。
リモコンの操作はタッチ式で、操作面のガラスが美しい。ただし、指紋はつきやすそう。

横から見ると傾斜がついていて、操作面が見やすくなっています。

裏面は滑り止めのゴムがついているので、操作してもズレにくいのが良き。
電源は電池式で、裏蓋を外すと電池が入れられるようになっています。

単四電池3本が付属しているので、すぐ使い始められるのが良いですね。
ちなみに、長期的に使うなら充電池を買っておくのが便利でおすすめ。
リモコンの操作面には、ロゴと6つのボタンがあります。

- 電源オン/オフ
- 色温度調整
- 照度調整
- 自動調光
- お気に入り(登録した設定を呼び出せる)
- モード切り替え(正面のみ/背面のみ/同時点灯)
色温度や照度の調整は、リモコンの側面をくるくるっと回すことで変更できます。
触感フィードバックはないんですが、操作面の外側に配置されたライトが増減するので視覚的にはわかりやすいです。
また、リモコンは節電のため、5秒間操作していないとスリープモードに。
スリープから復帰するには、リモコンから2cm範囲で手をかざす必要があります。
『ScreenBar Halo』のメリット・良いところ

ここからは、実際に『ScreenBar Halo』を使ってみて感じたメリット・良いところを5つ紹介します。
明るさ・色温度の調整幅が広い
『ScreenBar Halo』は、光を自在に調整できます。
明るさは最大800ルクス、色温度は2700K〜6500Kの範囲で無段階に変えられます。


昼白色にすると凜とした雰囲気になり、電球色にすれば目に優しい空間が広がります。
ひとつのライトでこんなにも色味が変えられるなんて正直スゴイ。

作業をするときは、暖色寄りすることで目が疲れにくくなったので、これだけでも導入する価値があるなと感じました。
光がモニターに映り込まない

『ScreenBar Halo』は手元だけを的確に照らしてくれます。
モニターに余計な光が映り込まないので、光が反射してモニターが見辛くなるということもありません。
この辺りはBenQ社の技術を詰め込んで徹底的に設計されており、流石のクオリティだなと思いました。
間接照明がエモい

これはエモ散らかしてるわ…。
『ScreenBar Halo』はただ照らすだけでなく、間接照明の機能が素晴らしくて。
オンにするだけでモニター裏も照らされ、デスクの雰囲気をグッといい感じに引き立ててくれます。


もちろん、間接照明も明るさや色温度調整に対応し、バックライトだけ点灯させることも可能です。




ライブ映像や映画などを見るなら間接照明のみで使うのも雰囲気が出てアリですね。
ただ、明るさや色温度は主ライトと別の設定にすることはできず、主ライトの設定に連動する形になるので、そこはご注意を。
ちなみに、この間接照明だけでも十分に彩ってくれますが、テープライトも併用するとさらに魅力的なデスクになりますよ。



大画面のモニターにも使える

『ScreenBar Halo』は、前モデルから長さが5cmアップし、より広範囲を照射できるようになりました(詳しくは比較表で)。
僕は31.5インチのわりと大きめのモニターを使っているんですが、余裕でカバーしてくれます。
ウルトラワイドモニターにも取り付け可能なので、よっぽと巨大だとか横長なモニターでなければ大丈夫でしょう。
ケーブルレスで手元操作ができる

手元で操作できる快適さ。
『ScreenBar Halo』はリモコンで操作できるので、わざわざモニターライトに手を伸ばさなくても手元でコントロールできます。
ちょっと設定を変えたいなという時にも、サクッと済ませられるのが本当に便利で。
しかもケーブルレスなので、デスクの好きなところに置けるし、見た目的にもスッキリするのが最高。
『ScreenBar Halo』のデメリット・気になった点
続いて、『ScreenBar Halo』のデメリット・気になった点を3つ紹介します。
リモコンのスリープ復帰がやや面倒くさい(リニューアルで改善!)

ちょっとだけ難あり。
『ScreenBar Halo』のリモコンは、節電を図るためすぐにスリープモードに入ってしまいます。
- 5秒間操作しないとスリープモードに
- リモコンに手をかざすとスリープ復帰
このスリープから復帰させるための動作がちょっと面倒くさいなと感じてしまいます。
とはいえ、最初は手のひらをかざしていたんですが、センサーのある「モード切り替え」ボタンに親指をかざせば反応することが判明して。
親指をセンサーに当てながら、他の指で操作すればそこまで気にならなくなりました。
また、明るさや色温度などの設定が固定されていれば、リモコンを操作することもあまりないのも事実。
モニターから電源を取れば、モニターONと同時にライトも点けられるので、使い方次第では問題なさそうです。
給電ケーブルが一体型で取り替えできない

『ScreenBar Halo』は電源を取るための給電ケーブルが、ライト本体と一体になっています。
無印モデルの時は差し込み式となっていたので、この仕様変更は残念。
これの何がダメかというと、万が一にケーブルが断線してしまうとそれだけで使えなくなってしまうんですよね。
『ScreenBar Halo』は安いモニターライトではないので、その辺の耐久性がちょっと気になるかなと思いました。
まぁ一度設置してしまえばそうそう触ることはないから、そこまで心配する必要はないかもしれませんが念のため。
また、余分な長さのケーブル処理が難しいのもデメリットだと感じました。
コンセントから電源を取ることを想定して1.5mの長さがあるんですが、モニター裏で接続するには長すぎるかなと。
ちなみに、僕が使っている『U3223QE』はVESAマウント部分にスペースがあるので、そこに隠すことが可能です。



本体カラーはブラックが良かった

これは盲点だった。
『ScreenBar Halo』は本体カラーがグレーで、導入前は見た目の圧迫感が少なくていいかなと思っていました。
でも実際に設置してみると、モニターの黒いベゼルとの統一感が出なくてどうも浮いて見えてしまって。
しかも、ちょっとパープル寄りのグレーなのが違和感をより強めています。
無難にブラックカラーの方がモニターとの統一感が出て良かったのでは?と思いました。
BenQのモニターライト「無印 / Plus / Halo」を比較
最後に、『ScreenBar Halo』と他モデルとの違いを表にまとめて紹介します。
製品名 | Halo | Plus | 無印 |
イメージ | |||
カラー | グレー | グレー | ブラック |
ライト横幅 | 50cm | 45cm | 45cm |
リモコン | 無線 | 有線 | 本体のみ |
最大照度 | 800ルクス | 1,000ルクス | 1,000ルクス |
照明角度 | 35° | 20° | 20° |
間接照明機能 | あり | なし | なし |
照明範囲 | 63cm×40cm | 60cm×30cm | 60cm×30cm |
消費電力 | 6.5W | 5W | 5W |
本体重量 | 800g | 690g | 500g |
曲面モニター アタッチメント | あり | なし | なし |
価格 | 19,900円 | 15,900円 | 12,900円 |
「モニターに反射せず手元だけを照らす」というモニターライトの基本性能はどのモデルも同じ。
そこで「Halo」が優れているところを挙げるとすれば以下の5つ。
- 無線リモコンで操作できる
- 間接照明ありでエモい
- ライトの横幅が5cm長く照明範囲が広い
- 照明角度が広く調整が効きやすい
- 曲面モニターに対応
これらの点に魅力を感じる人は、値段が高くても「Halo」を選べば幸せになれます。
僕は間接照明の機能があるだけで「これは買いだな」と思いました。
最新ハイエンドモデルなだけあって、他のモデルより使いやすくなっているのは確か。
本体カラーがどうしてもブラックじゃないとダメという人以外は「Halo」が一番おすすめです!
【デスクツアー】デスク周りのおすすめアイテム

下記の記事では、現在使っている「デスク周りのおすすめアイテム」をまとめて紹介しています。
こだわりのデスク環境に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
『ScreenBar Halo』レビューまとめ

今回は、BenQのモニターライト『ScreenBar Halo』をレビューしました。
手元を照らすという基本性能の高さはさることながら、明るさ・色温度調整も自由自在で何より間接照明が最高。
デスクの雰囲気は良くなるし、目は疲れにくくなるし良いことづくめ。
モニターに乗せるだけという簡単なつくりですが、こんなにも素晴らしいアイテムだとは思っていませんでした。
モニターライトのある環境が快適すぎて、今ではもうコレなしでは作業できないほど気に入っています。
デスク環境をさらにアップデートしたいと思っている人は、ぜひ導入してみてください。
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