ミニマルなUSB充電池『Pool』レビュー|エネループより良コスパ・高スペック!?
USB充電が主流となった昨今でも、たまに必要な場面が出てくる電池。
今までずっと使い捨ての乾電池を購入して使っていたんですが、
- ランニングコストがかかる
- 処分が面倒
という点が気になっていました。
SDGsが叫ばれている昨今、乾電池は環境にもお財布にもエコじゃないなと思い、充電池を試してみることに。
最初は、定番の『エネループ』にしようと考えていたんですが、ミニマルデザインでコスパの高い『Pool』というUSB充電池を発見!
デザインとカラバリがおしゃれな上に、価格以上のスペックを備えた満足度の高い充電池でとても気に入っています。
そんな『Pool』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- ミニマルで馴染みやすいデザイン
- エネループ(スタンダード)より大容量
- USBで充電できる
- 付属充電器のUSBポートが「micro USB」
USB充電池『Pool』の特徴・外観
- ミニマルデザイン:ミニマルなガジェット等との相性が良い
- 豊富なカラバリ:5色のカラー展開があり、好みのカラーや用途に応じて使い分けられる
- 電気代0.2円/回:充電にかかる電気代は1回あたり約0.2円以下と超絶エコ
- 1,000回使用可能:充電して最大1,000回も繰り返し使用できる
- USB充電式:付属の充電器でUSB充電ができる
- ラインナップが充実:他の充電池にはないタイプの電池も取り揃えられている
『Pool』は、繰り返し使えるニッケル水素の充電式電池。
あまり名前に馴染みのない電池かもしれないけど、エネループと双璧を成した『エネロング』の後継機モデルとして販売されています。
今回はホワイトカラーの単3形4本セットを購入したんですが、同梱物はこんな感じ。
- Pool単3形×4
- 充電器(2本同時充電)
- micro USB×USB-Aケーブル
これだけ揃ってお値段はたったの約1,280円とめちゃ安い。エネループの半額近くで買えました。
充電池単体でも購入できるので、買い足ししやすい点も◎。
付属の充電器にはライトが備わっており、充電中は赤色に点灯し、満充電になるとライトが緑色に変わります。
この充電器1つで単3形と単4形電池の両方に対応していて、過充電防止機能も備わっているのが便利。
ただし、コンセントにつなぐ電源プラグは付属していないので、別途用意しておきましょう。
USB充電池『Pool』のメリット・良いところ
ここからは、実際に『Pool』を使ってみて感じたメリット・良いところを3つ紹介します。
ミニマルで馴染みやすいデザイン
電池のデザインにもこだわりたい。
『Pool』は、表面がマット仕上げでミニマルな雰囲気を纏っています。ロゴも可愛い。
カラーバリエーションは全5色と豊富で、ホワイトのほかにもポップなカラーが揃っています。
自分の好きな色を選ぶのもいいし、用途ごとにカラーを使い分けるのも面白いですね。
試しに、電池式のキーボード『HHKB』に入れてみた様子がこちら。
とてもスッキリとした印象でいい感じ!
この充電池を使うだけで、その箱モノ自体もオシャレに見えてくる気がしてきます。
エネループ(スタンダード)より大容量
『Pool』の容量は、2,150mAhと充電池の中では多いほう。
定番モデルの『エネループ(スタンダード)』よりも容量が多くて、価格は安いです。
【単3形で比較】 | Pool | エネループ(スタンダード) |
容量 | 2,150mAh | 1,900mAh |
繰り返し使用回数 | 約1,000回 | 約2,100回 |
価格(4本セット) | 約1,060円 | 約1,640円 |
容量の大きい方が充電回数も減るので、充電の手間も極力減らすことができます。
使用可能回数はエネループの方が優れていますが、これは最も好環境下でのテスト結果によるものなので、あくまで参考程度と考えていいと思います。
USBで充電できる
『Pool』は付属の充電器を使えば、USBで充電ができます。
最近はUSBケーブルで充電する機器が多くなっているので、それらの周辺機器を共有できるのは大きなメリット。
モバイルバッテリーにつないで充電することもできるので、出先で緊急的に充電が必要となった場合でも対応できます。
USB充電池『Pool』のデメリット・気になった点
続いて、『Pool』を使ってみて感じた唯一のデメリット・気になった点を紹介します。
付属充電器のUSBポートが「micro USB」
『Pool』本体に対する不満ではないんですが、充電器のポートがmicro USBタイプなのが唯一残念なところ。
ここがUSB-C対応だったら最高なんけれど、充電する頻度はそんなに多くないのでそこまで気にする必要はないかもしれせん。
『Pool』と『エネループ / Amazonベーシック』の比較
最後に、『Pool』と定番モデル充電池の違いを表にまとめて紹介します。
【単3形比較】 | Pool | エネループ (スタンダードモデル) | エネループ (ハイエンドモデル) | Amazon ベーシック |
Amazon価格 (4本分) | 約1,060円 | 約1,640円 | 約1,965円 | 約905円 |
バッテリー容量 | 2,150mAh | 1,900mAh | 2,450mAh | 2,000mAh |
繰り返し使用回数 | 約1,000回 | 約2,100回 | 約500回 | 約1,000回 |
1年後容量保存率 | 約80% | 約90% | 約85% | 約80% |
カラバリ | ホワイト / クリムゾン / ターコイズ / マスタード / モスグリーン | ホワイト | ブラック | グリーン |
ラインナップ | 単1形 / 単2型 / 単3形 / 単4形 / 角形9V | 単3形 / 単4形 | 単3形 / 単4形 | 単3形 / 単4形 |
比較すると『Pool』は特筆した部分がないけれど、一番バランス良くまとまっている印象。
他と比べてラインナップも充実しています。
充電池ってそこまで性能差があるわけではないので、デザイン性とコスパの良さで『Pool』を選べば良いのかなと思います。
USB充電池『Pool』のレビューまとめ
今回はニッケル水素電池『Pool』についてレビューしました。
定番のエネループと比較しても引けを取らないスペックを持っていながらも、コスパに優れているのがメリット。
そして、充電池っぽくないミニマルなデザインがとても気に入っています。
信頼性はエネループの方が上に思われるかもしれませんが、かれこれ2年以上使っていても特に不具合なく使えています。
デザイン性やコスパを求めている人は『Pool』を買っておけば間違いないでしょう。