『SwitchBot ロックPro』レビュー|解錠速度とバッテリーが強化!より使いやすくなった究極のスマートロック
さすがは「Pro」の冠を付けてきただけある。
スマートホーム化を進めている我が家にとって欠かせないSwitchBot製品ですが、なかでも一番気に入っているのがスマートロック。
備え付けの玄関の鍵を工事要らずでスマート化できて、家を出る時に自動で施錠できたり、スマホからポチッと解錠できたりとめちゃくちゃ便利なんですよね。
ただ、しばらく使っているなかで「ここが改善されたらもっといいのになぁ…」と感じる点も。
と言ってたところに、新たに上位モデルの『SwitchBot ロックPro』が登場しました!
- アルミニウム合金の筐体で質感がグレードアップ
- 電源が単三電池になりロングバッテリー化
- 施解錠速度が従来の2倍に
- 無段階可変構造で約99%のサムターンに対応
強すぎる。通常版ロックより4,000円高いけど、他にも細かい部分で色々とアップデートされていてProを選ばない理由がないぐらいの完成度です。
そんな『SwitchBot ロックPro』について、特徴や使用感を通常版ロックとも比較しながらレビューしていきます。
- 玄関の鍵をスマート化できる
- 解除速度が通常版ロックの約2倍に
- ワンタッチで施解錠できるダイヤル
- サムターンホルダーが無段階可変に
- 単三電池で最大9か月駆動できる
- ブラックカラーしかない
『SwitchBot ロックPro』の外観・仕様
通常版ロックから外観はかなり変わってますね。
まず素材がプラスチックからアルミニウム合金になったことで、見た目に高級感が増しました。
毎日のように目につくモノなので、通常盤ロックのちょっとチープな感じは実は気になっていたり。
そして横幅も若干スリムになりましたが、厚みはかなり増しています。重量も253g→450gと1.78倍近くに。
フロントはダイヤル部分が大きな違いですね。
通常盤ロックで玄関の内側から施解錠する時は手動でハンドルを回す必要があったんですが、ボタンを押せばワンタッチで施解錠ができるようになりました。
もちろん手動で回すことも可能です。
そして、一番の変更ポイントは電源周り。
カバーがマグネットでラクに着脱でき、単三電池4本で駆動できるようになりました。
それが汎用的な単三電池になったのはめちゃくちゃうれしいし、バッテリー寿命も最大6→9か月と1.5倍に伸びています。
さらにリレー給電が可能な専用バッテリーも後日発売される予定になっていて、これを使えば最大1年持つとのこと。スゴい。
また、設置する際に調整するプレートも蓋を外さずにネジの開け閉めが可能になっています。
あ、そうそう。サムターンホルダーにも大きな変化があって。
ドライバーを使って「0〜23mmの間」なら無段階で可変できるようになったんですよね。
市販されているサムターンの99%に対応しているそうで、我が家の特殊な電子錠にもバッチリ対応してました!
細かい部分で、より使いやすいようにアップデートされているのを感じます。
『SwitchBot ロックPro』を使ってみて
ここからは、ロックProを実際に使ってみて通常版ロックから感じた変化を中心に紹介していきます。
基本的な使用感は大きく変わらないので、その部分のレビューは『SwitchBot ロック』の記事をご覧ください。
解錠速度が2倍になって指紋認証パッドとの組み合わせがさらに最強に
通常版ロックから一番変化を感じたのが、解錠速度の向上。
体感で通常版ロックの2倍速ぐらいになっています。
外から家に入る時は『SwitchBot 指紋認証パッド』で解錠しているんですが、通常版ロックだと指紋認証し始めてから解錠するまでに2秒ぐらいかかってたんですよね。
普通に鍵を挿して解錠するのと比べたら指紋認証の方が圧倒的にラクではあるんですが、いつもこの「3秒間の待ち」がもどかしく感じていました。
それが約1.5秒ぐらいに短縮されたのが、めちゃくちゃありがたくて。
たった1秒半と思われるかもしれませんが、毎日の積み重ねで考えると、この1秒ちょっとのストレスが無くなるのはホントに大きな差だなって思います。
ここを改良してくれてありがとう。
ダイヤルのワンタッチ施解錠がラクすぎる
ロックProで新たに、ダイヤルのワンタッチで施解錠ができるようになりましたが、これはラクで良いですね。
通常版ロックでは手動で回さないといけなくて、これでも全然問題はなかったんですが、やっぱりワンタッチで自動施解錠できる方が便利だなと。
例えば、荷物を持っていて両手がふさがっていた場合でも、ヒジでプッシュすれば施解錠できます。
タッチしてから施解錠されるまでに1秒弱のラグはあるものの、そこまで気にならないですね。
もちろん手動で回すこともできるので、バッテリーを長持ちさせたい場合は手動でやるのもアリだと思います。
単三電池&専用バッテリー対応になってランニングコストも安価に
通常版ロックは、バッテリーに「CR123A」というリチウム電池を2個使う必要がありました。
一般家庭ではあまり使わない電池だし、1個あたり400円ぐらいと値段も結構高いのがネックだったんですよね。
長い目で見るとランニングコストもバカにならないよなぁ〜と思ってたんですが、それがロックProでは一番汎用的な単三電池に対応してきたとは!
これなら電池が切れた時もとっさに替えられるし、我が家では充電池『Pool』を蓄えているので、これを活用できるようになったのはデカい。
充電池なら電気代1円で充電できるので、ランニングコストはほぼゼロになったようなもんです。
さらに、近日中には専用バッテリーも発売されるようで、こちらは2つのバッテリーでリレー給電できるんだとか。しかもUSB-C充電対応。
片方のバッテリーが切れたら自動でもう片方から給電されるので、その間に充電しておけばバッテリーが完全に空になる可能性は限りなくゼロに。
これなら締め出し(家に入れなくなる)が起こるリスクも排除できるので、安全に利用できますね。
この専用バッテリーは絶対欲しい…!
『SwitchBot ロックPro』レビューまとめ
今回は、進化したスマートロックの最高峰『SwitchBot ロックPro』をレビューしました。
- 玄関の鍵をスマート化できる
- 解除速度が通常版ロックの約2倍に
- ワンタッチで施解錠できるダイヤル
- サムターンホルダーが無段階可変に
- 単三電池で最大9か月駆動できる
通常版ロックでも十分すぎるほど便利だなと思っていたんですが、ロックProはかゆいところに手が届くような感じで死角を潰してきたというか。
非常に完成度の高いスマートロックに仕上がっているなと思いました。
お値段は上がりますが、もし通常版ロックと迷っている人がいたら絶対的にロックProを選ぶことをおすすめします。それぐらいに良いです。
あと、ロックProを購入するなら指紋認証パッドもぜひ一緒に。セットで揃えることで暮らしが劇的に変わりますよ。