『Pioneer BDR-XS07JL』レビュー|MacBookに調和するUSB-C対応のBDドライブ
- MacBookの綺麗な画面でBlu-ray映像を楽しみたい
- MacBookでもCD音源を高音質で取り込みたい
そういう密かな願望を抱いている人はきっとたくさんいるはず。
だけど、MacBookでBlu-rayやCDを読み込むには外付けドライブが別途必要で。
そこでおすすめしたいのが、光学ドライブ界で高い評価を得るPioneerの『BDR-XS07JL』というポータブルBDドライブ。
Apple製品に馴染むシルバー筐体かつUSB-Cケーブル1本で接続&給電可能だから、MacBookとセットで使うのに最適なBDドライブだと感じました。
そんな『BDR-XS07JL』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- Apple製品に馴染むシンプルで美しいデザイン
- USB-Cケーブル1本で接続&バスパワー駆動できる
- 便利なスロットローディング型
- 「PureRead4+」搭載で原音並にCDを読み込める
- ディスク読み込み時や待機中は動作音が大きくなる
Pioneer(パイオニア)『BDR-XS07JL』の特徴
BDR-XS07JLは、Pioneer(パイオニア)からリリースされているポータブル外付けBlu-rayドライブ。
Blu-rayディスクはもちろんのこと、DVDやCDもPCと接続して読み込み・再生することができます。
カラー | プレミアムシルバー |
サイズ | 横幅:135mm×高さ:18mm×奥行き:135mm |
重さ | 280g |
ドライブ形式 | スロットイン |
インターフェイス | USB 3.1 Gen1 (USB Type-C) |
Ultra HD Blu-ray対応 | × |
PureRead 4+ | ◯ |
M-DISC対応 | ◯ |
BDXL対応 | ◯ |
外観デザイン
一切無駄のないミニマルなデザインが美しい。
スロットイン式なので、故障の原因となる埃が侵入しにくいのがいいですね。
上面にはBlu-rayのロゴが。くっきりと見えるので、もうちょっと主張が控えめだと良かったかも。
写真ではマットなシルバーに見えるかもしれませんが、実物はもう少しキラキラした感じの質感です。
サイズは、CDジャケットより一回り大きいぐらいの大きさで非常にコンパクト。
筐体はプラスチック素材ですが、綺麗に塗装されているのでチープさは感じません。
そのぶん280gという軽さを実現しているので、外への持ち出しも気軽に行えます。
背面には、ACアダプターとUSB-Cポートを搭載。
裏面には上下方向に細長いゴム足が付いていて、静音性アップや振動によるズレ防止の効果が期待できます。
そしてBDR-XS07JLは、WindowsにはもちろんのことmacOSにも正式対応しているBDドライブで。
Mac対応を謳っているだけあって、Apple製品と親和性の高いデザインに仕上がっています。
Pioneer『BDR-XS07JL』を使ってみて
ここからは、BDR-XS07JLを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
MacBookでブルーレイ鑑賞できるのが最高
僕は好きなアーティストのライブ映像を見るのが人生の楽しみのひとつで、その「推し活」をするためにこのBDドライブを購入しました。
では早速、ブルーレイを再生してみますか。
うおおぉ…!MacBookの美しい画面で推しのライブ映像が見られるなんて感動の極み…!!
MacBookは画質が綺麗なのはもちろんのことスピーカーも音が良いので、十分満足できるレベルで鑑賞を楽しめますね。
ただし、MacBookでブルーレイを再生するには別途再生ソフトが必要となります。
再生ソフトには無料で使えるものもありますが、定番で安定性も高いMac goの『Mac Blu-ray Player Pro』を購入するのをおすすめします。
USB-Cケーブル1本で接続&バスパワー駆動できる
MacBookユーザーとしては、ここは外せないポイント。
バスパワーに対応しているので、USB-Cケーブル1本で接続&給電ができるのが良くて。
USB-Cケーブルをつなぐだけで駆動するのはやっぱりラクだし、何より見た目がスッキリして良いですね。
もし電力不足が起こるような場合は、別売りの純正ACアダプターを使えば安定した動作が得られます。
ちなみに、USB-Cケーブルを別途用意するなら『Anker PowerLine Ⅲ Flow』が僕のイチオシです。
半自動で挿入できるスロットローディングが便利
BDR-XS07JLはディスクをスロットに差し込むだけで自動的にローディングする、スロットローディングメカを採用しています。
ディスクを6割ほど挿入すると、そこから自動で吸い込んでくれるのが超便利で。
逆にディスクを取り出す時も、ドライブ本体から自動で出してくれます。
細かな点ですが、CDの取り込みなどディスクの入れ替えが多い時にこの恩恵を感じますね。
CDも高音質でリッピングしてくれる
BDR-XS07JLには、音楽CDのデータを忠実に読み取るPioneerの最新技術「PureRead 4+」が搭載されていて。
従来の技術では、傷などで読み取れないデータは無視し、その前後のデータから予測して補間していたため、ノイズが発生してしまうことがありました。
しかし、PureRead 4+なら傷の状況を分析して最適な状態で読み取りを行うので、より原音に近い状態でリッピングできるようになっています。
そのおかげもあってか、BDR-XS07JLでリッピングしたCD音源を聴いてみてもノイズが全くなく、音圧の高い綺麗な音に仕上がっていると感じました。
音楽は今やサブスクで聴く時代ですが、僕は未だにCDを買っている人間なので、より高音質でCDリッピングできるのはありがたい。
動作音が比較的静か
Blu-rayやDVDの映像を鑑賞する上で、気になる点がドライブの動作音。
最初ディスクを読み込んだ時や待機中は「ブォォーン」と派手な回転音がしますが、ディスクの再生が始まると比較的静かに落ち着きます。
MacBookからの出力音を小さくしてもさほど気にならないほど。
コンパクトな分、静音性はイマイチかなと思っていたんですが、想像以上に動作音が小さかったので快適に使えます。
【デスクツアー】デスク周りのおすすめアイテム
下記の記事では、現在使っている「デスク周りのおすすめアイテム」をまとめて紹介しています。
こだわりのデスク環境に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
Pioneer 『BDR-XS07JL』レビューまとめ
今回は、PioneerのポータブルBDドライブ『BDR-XS07JL』をレビューしました。
- MacBookで使えるBDドライブを探している
- ミニマルなシステムを組みたい
- 高音質でCDリッピングしたい
シンプルなデザインとシルバーカラーだから、Apple製品との親和性がとにかく抜群で。
そしてバスパワー対応のため、USB-Cケーブル1本で使えるという点がとても便利に感じています。
MacBookでブルーレイ鑑賞やCDリッピングしたいという人におすすめなBDドライブでした。