『MOFT Snap フロートフォリオ』レビュー|3モードで高さ調整できるiPad mini 6用カバー&スタンド
カバーとスタンドの一体型で、ここまで高さが出せるなんて。
- 最大6cmの高さを出せる
- カバーの質感が良い
- Apple純正Smart Folioより多機能で安い
- 角度が直角すぎる
- 縦向きに非対応
- 変形時には注意が必要
- 重い(約218g)
MOFT『Snap フロートフォリオ』の特徴
こちらが今回紹介する、MOFTの『Snap フロートフォリオ』というiPad用カバー&スタンド。
iPad Pro/Air/mini6シリーズに対応しており、本記事ではiPad mini 6用をレビューします。
おもな特徴はこちら。
- 3段階で高さ調整できる(最大6cmかさ上げ)
- 質感の高いプレミアムヴィーガンレザーを採用
- ウェイクアップ/オートスリープに対応
iPad mini 6はずっと裸で使ってきたけど、外へ持ち出す機会も多いのでカバーが欲しいなと前々から思ってました。
家ではタブレットスタンドと常にセットで使っていることもあり、カバーにもスタンド機能は絶対に欲しい。
そこで目を付けたのが、この『Snap フロートフォリオ』でした。
スペック
サイズ | 19.7cm×17cm×1.05cm |
重量 | 約218g(実測値) |
カラー | ブラック ブラウン ミスティグレー |
素材 | 外側:プレミアムヴィーガンレザー 内側:ファイバーグラス |
スタンドモード | フローティングモード(高さ約6.09cm) ビューイングモード(80°) クリエイティブモード(20°) |
定価 | 5,680円 |
気になるであろうスペックはこんなところ。
MOFTさんが培ってきたギミック技術で多彩なスタンドモードを備えながらも、価格はApple純正Folioの半額近くとコスパにも優れています。
Snap フロートフォリオ | Smart Folio |
スタンド3段階 | 2段階 |
5,680円 | 9,800円 |
外観デザイン
白好きの僕は迷いなくミスティグレーを選択。
やや寒色寄りなホワイトに近いグレーで、折りたたみ用のスジやスリットも相まって精悍な印象です。カッコいい。
素材にはプレミアムヴィーガンレザーが使われており、レザーライクな質感ながらも水や汚れに強いとのこと。
内側はファイバーグラスで全面濃いめのグレー。起毛感のある仕上がりで滑り止めにも一役買ってくれそうな感じです。
早速、iPad mini6に装着してみましょう。
カメラ部分もピッタリくり抜かれていて気持ちがいいですね。
マグネットで吸着するので着脱もカンタン。ウェイクアップ/オートスリープにも対応しています。
側面の3辺はノーガード状態。
ですが、2mmほどカバーの縁の方が出っ張った形になるので多少なりとも防御力はアップ。
ただ、そのぶん裸状態の時と比べるとTouch IDや音量ボタンがちょっと押しにくくなるかも。
『Snap フロートフォリオ』の使用感レビュー
ここからは、実際に『Snap フロートフォリオ』を使ってみて感じたことを紹介していきます。
カバーの質感が高い。ホワイトカラーも素敵
iPad mini 6をカッコよく纏う。
外観デザインのところでも触れましたが、レザー調の雰囲気で質感がとても高く、つくりもしっかりしています。
ホワイト系カラーのカバーってのも希少で、僕が他に所有しているガジェットとの組み合わせも良い感じ。素敵。
白なので汚れは目立ちやすいですが、水や汚れに強い素材なので多少の汚れなら拭き取ればすぐキレイになります。
3モードで高さ調整が可能。最大6cmのかさ上げ!
MOFTならではのギミック。
このカバー最大の魅力は何と言っても、3モードの高さ調整を備えたスタンド機能!
特にフローティングモードなら約6cmものかさ上げが可能なので、iPad mini 6をPCライクに使ったりサブモニターとして活用することもできます。
ただ、残念なのが角度がちょっとキツいんですよね。ビューイングモードもそうなんだけど。
デスクの高さなども関係してくるとは思いますが、画面が顔の正面を向かないので正直言って画面が見にくいです。
もう少し角度が緩やかになると、より使いやすくなるのかなと感じました。
あと、全モードとも画面の縦向きには対応していませんので悪しからず。
変形中にカバーが外れやすい
ビューイング/クリエイティブモードへの変形時に、一時的にiPad mini 6とカバーの吸着面積が少なくなるんですが、その際に外れてしまうことがよくあって。
というのもiPad mini 6は本体サイズが小さいため、内蔵されているマグネットも小さく、吸着力には限界があるみたい。
そのため、変形する際はiPad本体とカバーを一緒に持ちながら行うのが良さそうです。
分かってたけどやっぱり重い
このカバーの重さは約218g。
iPad mini 6(Apple Pencil込みで約339g)と合わせると、500mlペットボトルと同じぐらいの重さになります。
マグネットを仕込んでいるから仕方ないとはいえ、やっぱりズッシリ感が強いです(Apple純正Smart Folioは約105g)。
「軽量身軽」がiPad mini 6の魅力だと思っているので、その良さを殺してしまうのはデメリットかなと。
とはいえ、他の荷物と一緒にカバンに入れて持ち歩いてしまえばそこまで気にならないレベルなんですけどね。
【デスクツアー】デスク周りのおすすめアイテム
下記の記事では、現在使っている「デスク周りのおすすめアイテム」をまとめて紹介しています。
こだわりのデスク環境に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
『Snap フロートフォリオ』レビューまとめ
今回は、MOFTのiPad mini 6用カバー&スタンド『Snap フロートフォリオ』をレビューしました。
- 最大6cmの高さを出せる
- カバーの質感が高い
- Apple純正Smart Folioより多機能で安い
スタンドの角度だったり重さだったり気になる点はあるけれど、カバーの上品な質感や一体型とは思えないスタンドの高さは魅力的だと感じました。
価格もApple純正の半額近くとコスパも良いので、自分の用途に合うと感じた人はぜひ導入してみてください。