【長期使用レビュー】Apple Watch 7のメリット・デメリットを徹底解説

- Apple Watch 7の特徴・使用感レビュー
- Apple Watch 7の良かった点(メリット)
- Apple Watch 7の気になった点(デメリット)
Apple Watch(アップルウォッチ)は、手元での通知確認や電子決済、健康管理などの多様な機能が使えるスマートウォッチ。
「Series 7」を発売日に購入してから随分と愛用してきましたが、これが想像以上に便利なデバイスで。
そんな『Apple Watch 7』について、単純なスペック面だけでなく、実際に使用して感じた本音を徹底解説していきます。

- スターライトの色味が最高
- 41mmでも広々ディスプレイ
- たった1時間でフル充電に
- 通知が手元で確認できる
- チャイム機能(時報)で生産性アップ
- 手元で音楽のボリューム調整ができる
- カスタマイズできるからずっと飽きない
- バッテリーが1日しか持たない
- バンドをゆるめに巻くとすぐ画面ロック状態になる
- 別に無くても困らない

開封の様子や見た目については、ファーストインプレッションの記事で触れているので、そちらをご覧ください。
このレザーバンド、おすすめです!
『Apple Watch 7』の特徴

はじめに『Apple Watch 7』の特徴についてサクッと触れておきます。
前モデルからの進化ポイントを中心にまとめました。
1分でわかる『Apple Watch 6』からの進化ポイント
- ケースサイズが40mm→41mm/44mm→45mmにサイズアップ
- ベゼルが3.0mmから1.7mmへとよりスマートに
- 画面領域が20%拡大
- ディスプレイが70%明るくなった
- 充電速度が最大33%速くなった
- 前面クリスタルが50%厚くなり耐久性と強度が約2倍に
- 防塵性能はApple Watch初のIP6X等級(粉塵が内部に侵入しない完全防護)
前モデルからの革新的な変化はありませんが、使い心地の良さが着実にアップデートされています。
Apple Watchでできること
Apple Watchのおもな機能は下記のとおり。
- 時計関連
- 通知・情報表示
- 通話
- 健康管理(ヘルスケア)
- Suicaなどの電子決済
- Apple製品との連携(iPhone・MacBookのロック解除含む)
- Siri呼び出し
- 懐中電灯
これらの機能がiPhoneを使わずとも、手元で操作できるようになります。
3か月使用して感じたメリット・良かった点(7つ)
まずは『Apple Watch 7』のメリット・良かった点から。
挙げればもっとあるんですが、7つに絞って紹介します。
- スターライトの色味が最高
- 41mmでも広々ディスプレイ
- たった1時間でフル充電に
- 通知が手元で確認できる
- チャイム機能(時報)で生産性アップ
- 手元で音楽のボリューム調整ができる
- カスタマイズできるからずっと飽きない
スターライトの色味が最高

スターライトは「Series 7」から新たに追加された新色で、『iPad mini 6』や『iPhone 13』でも採用されています。
やや赤みがかったゴールド感のあるシルバーがとても上品。

アルミニウム素材の廉価版ではありますが、この質感なら上位モデルと比べても劣等感を抱くこともありません。
スターライトという名前の響きも良いし、僕はこの色味に惚れて購入してしまったと言っても過言ではないほど。
肌なじみも良いので世代や性別を問わず使いやすいし、どんなコーディネートにも合うおすすめのカラーです。
41mmでも広々ディスプレイ

ディスプレイ領域20%拡大の恩恵。
Apple Watchを使うのはこれが初めてなので、従来モデルとの比較はできませんが、サイズ以上に画面が広く感じます。
ベゼルはわずか1.7mm!フチいっぱいまで画面が広がっていて、見た目もスタイリッシュ。
ディスプレイ領域が拡大されたことで視認性がアップしたのはもちろん、タッチ操作もしやすくなっています。

たとえばこのカーブを描いているところから指をスライドさせても、しっかり反応してくれるんですよね。
Apple Watchの画面操作は難しいのかなと思っていたんですが、41mmサイズでも慣れれば快適に使えます。
たった1時間でフル充電に

爆速の充電速度。
前モデルから33%も速度アップし、1時間程度でフル充電できるようになりました。
料理をする時や入浴中など、Apple Watchを外すタイミングがあった時に充電するだけでも余裕でバッテリー残量をキープできます。
ちなみに、僕はいつも起床したらApple Watchを外して充電し、家を出る時に装着するのが毎日のルーティン。
朝のわずかな時間でもちゃんとフル充電できるし、これなら日中にバッテリー切れを起こすこともありません。
充電速度ってホント重要ポイント。
通知が手元で確認できる

Apple Watchを使う一番の理由がこれ。
仕事中などiPhoneを触れない時でも、手元で通知を確認できるようになったのがめちゃくちゃ便利。
しかもディスプレイが大きくなったので見やすい!
そしてiPhoneの設定とは別に、アプリごとに通知のON/OFFも切り替えることもできます。
ちなみに、僕が通知ONにしているのは以下のアプリだけ。
- LINE:メインの連絡手段
- Twitter:ブログ関係の通知確認
- Gmail:仕事関係のメール確認
- SBI証券 株:株価の上下アラート
- コドモン:保育園からの連絡確認
色んな通知が頻繁に来てもウザったいので、必要最小限の設定にしています。
チャイム機能(時報)で生産性アップ

通知確認と同じぐらい重宝しているのが「チャイム」と呼ばれる時報機能。
消音モードにしてチャイムをONにすると、毎正時に手首をトントンと叩いてくれます。
手首に伝わる振動だけで「1時間が経過した」ことを体感できるようになり、時間の使い方が変わります。
例えば、ブログを書いている時には
- 1時間経ったのに全然進んでない…
- この1時間で5,000字も書けた!
- 次の時報までに絶対に記事仕上げるぞ
といった感じで、正時のチャイムを基準に作業の進捗管理が感覚的にできるように。
いわゆる「ポロモードテクニック」みたいな。休憩を挟むわけではないので厳密には似て異なるものだけど。
これの何が良いのかというと、時計を見ずに済むので集中力が途切れなくなるんですよね。
現在時刻がわかってしまうと、「もう●時だし一旦休憩入れるか」などと自分を甘やかしてしまうことが多々あって。
その点、Apple Watchを着けるようになってからは、目の前の作業だけに意識を向けることができるようになりました。
Apple Watchにこんなライフハック術があるなんて知らなかったので、これは大きな収穫。
ひとつ気を付けたいのが、消音モードにしないと本当に時報音が鳴ってしまうので、その設定だけは忘れずに。
手元で音楽のボリューム調整ができる

快適な音楽ライフを手に入れよう。
音楽を聴いていると、ボリューム調整をしたくなる場面ってありますよね。
そんな時はApple Watch側面にある「Digital Crown」をクルクル回すだけで音量が変えられます。
いちいちiPhoneをポケットやカバンから取り出さなくても、手元で音楽操作を完結できるのがとっても便利。
しかも1%単位で小刻みに調整できるので、iPhoneの音量ボタンより微調整が効きます。
- Digital Crown:±1%単位で調整可能(100段階調整)
- iPhoneの音量ボタン:±6.25%単位で調整可能(16段階調整)
僕が普段使っている『AirPods Pro』はイヤホン単体でボリューム調整ができないのがネックだったんですが、そのデメリットも見事に補完してくれました。
iPhoneでよく音楽を聞く人にとっては、きっと手放せないデバイスになるはず。
カスタマイズできるからずっと飽きない

カスタマイズは無限大。
文字盤、バンド、ケースを着替えれば、自分だけのApple Watchを身につけることができます。
個人的には左右にスワイプするだけで文字盤を簡単に切り替えできるのが気に入っていて。


フォーマルな場ではメリディアン、プライベート中は推しの画像を楽しむ、なんてこともできちゃいます。
アナログ腕時計には真似できない、Apple Watchならではの良さ。

3か月使用して感じたデメリット・気になった点(3つ)
『Apple Watch 7』のデメリット・気になる点はこんな感じ。
- バッテリーが1日しか持たない
- バンドをゆるめに巻くとすぐ画面ロック状態になる
- 別に無くても困らない
バッテリーが1日しか持たない

毎日の充電がホントめんどくさい…。
「Series 7」は充電速度が爆速になったとはいえ、バッテリー容量は増えないまま。
駆動時間は最大18時間と1日も持たないので、必ず毎日充電しなければいけません。
解決方法としては、『BOOST↑CHARGE 3-in-1』のようなApple Watchの定位置をつくる充電ステーションを購入することですかね。
置くだけで充電できるので、充電するまでのハードルがグッと下がります。

バンドをゆるめに巻くとすぐ画面ロック状態になる

ゆるめ派にはキツい仕様。
僕はアナログのもそうなんですが、腕時計は気持ちゆるめに巻きたいタイプの人間で。
でも、それだとApple Watchは腕から離れたと勘違いして、すぐ画面ロックが掛かってしまうんですよね。
これが結構悩ましいところ。

画面ロック状態になるとFace ID解除もできなくなるし、いちいちパスワード入力を求められるのが面倒くさい。
かといって、ロック機能をOFFするとFace ID解除が使えなくなってしまう。
●秒間は腕から離れてもロックがかからないよう任意に設定できるといいなと思いました。
別に無くても困らない

人生において必須ではない、だけどあると絶対に便利。
というのが僕の率直な感想。
実際に、購入する前まではApple Watchが無かったからと言って困ったことは一度もないし。
なんならApple Watchで使える機能の9割は、iPhone単体で完結できちゃうからね。
だから、ここまで記事を読んでApple Watchに1mmもトキメキを感じられなかった人は正直言って買わなくいいです。
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5万円出してもお釣りが来るぐらい、今より確実に豊かで快適な暮らしが手に入りますよ。
『Apple Watch 7』3か月使用レビューまとめ

今回は『Apple Watch 7』を使って感じたメリット・デメリットを紹介しました。
Apple Watchは購入する前からバッテリー持ちの悪さは知っていたし、必ずしも必要なモノでもないとは思っていました。
だけど実際に使ってみると、通知確認やチャイム機能など“ちょっとした便利”が身近にあるメリットが絶大で。
「もっと早く買っておけば良かった…!」と後悔するほど、今では毎日のように愛用しています。
人生を変えるほど画期的ではないけれど、一度手にすればもう手放せなくなってしまうのがApple Watch。
そんな便利なツールだからこそ、使い心地が大幅アップデートされた最新モデル『Apple Watch 7』をぜひ手にしてみてください。

