これを待ってた!Ankerから65W出力できる最強コンセント付きモバイルバッテリーが登場
こんなコンセント付きモバイルバッテリーをずっと待っていたァァァ!
今までモバイルバッテリーを持っていなかったんですが、出張や旅先で「スマホやノートPCのバッテリー残量がヤバい…」ってなる場面が結構あって。
それで充電器とバッテリーが一緒になった2in1タイプが欲しいなぁと思っていたんですが、ノートPCまで急速充電できる高出力のモノがなかなか無くて…。
と悩んでいたところに、出ました。
アンカーから『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』というコンセント付き大容量モバイルバッテリーが!
- 手のひらサイズでコンパクト
- モバブ/充電器どちらも65W出力が可能
- 9600mAhの大容量バッテリー
- パススルー対応でデバイスとモバブを同時に充電できる
- カラーディスプレイ付きで表示を確認しやすい
- USB-Cポートの向きが気になる場合も
- 2ポート使用時は最大出力が45W/20Wで固定
それなのに手のひらサイズ/約310gに収まっているなんてスゴくない…?技術の進歩を感じました。
そんなAnker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)について、製品の特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
アンカー『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』の特徴
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)は、2024年8月8日に発売したAnker最高峰充電器シリーズのコンセント付きモバイルバッテリー。
コンパクトながら9,600mAhの大容量バッテリーを搭載し、スマホなら約2回、MacBookでも約0.5回充電できます。
製品スペック
カラー | ブラック |
---|---|
サイズ | 115mm×44mm×42mm |
重量 | 約310g |
バッテリー容量 | 9,600mAh |
USBポート | 2ポート(Type-C) |
出力 | 充電器/バッテリー使用時:最大65W 2ポート使用時:最大45W/20W |
入力 | AC:100-240V 50-60Hz 2A USB:最大30W |
価格 | 14,990円 |
出力に関して、2ポート使用時はそれぞれの最大出力は45W/20Wに固定となっています。
CIOの充電器だと最適な出力に自動振り分けする機能もあるんですが、欲を言えばそれが備わっていたらなぁと思いました。
外観デザイン
スティック型で高級感のある見た目。
コンセントに挿した時の飛び出しが少なく、自重でコンセントから抜ける可能性も低そうなのが良き。
側面は排熱のためか凹凸のあるストライプ加工が施されています。手に持った時のグリップ力UPにも貢献。
そして右側面にはUSB-Cポートが2つと電源ボタン。背面に折りたたみプラグがあって、上面には付属のストラップを取り付けできます。
そして特徴的なのが、前面にある鏡面仕上げのスマートディスプレイ。
電源ボタンを押すとバッテリー残量と出力W数をカラー表示できるほか、以下のことが行えます。
- バッテリー状態・使用回数・本体温度の確認
- ディスプレイがオフになるまでの時間の切り替え
- ディスプレイ表示の明るさの切り替え
- USB-C1の入出力/出力のみの切り替え
こんなにも細かく状態を確認できたり、設定を変更できるモバイルバッテリーが今までにあっただろうか?(いや無い)
僕は比較的小さいガジェットポーチを使っているのもあって、このコンパクトさは助かります。
付属するUSB-C to Cケーブルは約90cmと使いやすい長さ。
編込ナイロンのしっかりとした質感をしているので、これだけでも2,000円するぐらいの価値はありそう。
アンカー『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』を使ってみて
ここからは、Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)を実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
スマートディスプレイが超便利
ディスプレイ搭載のモバブも増えてきましたが、カラーでこんなにも大画面なのは珍しい。
本機をコンセントに挿すとバッテリー残量が表示されるんですが、なんと小数点第二位まで表示してくれるんですよ。
リアルタイムで残量が増えていくのを見るのも楽しいし、フル充電になるまでの時間が可視化されているのも実用的で良いなと思いました。
また、充電したいデバイスを接続すると、デバイスへの出力W数が確認できるのも良き。
モバイルバッテリー使用時でも65Wで出力できる
まさにブレイクスルー。
これまでの2in1タイプはモバブ使用時だとせいぜい30W出力が限界で、ノートPCを充電するのには不向きでした。
それが、モバブ使用でも充電器使用でも各ポート出力が最大65Wになり、僕が使っているMacBook Proも常に急速充電できるようになりました。
2ポート使用時は、それぞれの最大出力が45W/20Wに制限されるものの、合計でちゃんと65Wまで出力できるのがスゴい。
MacBook Proのような高性能ノートPCを使っている人には、待望のコンセント付きモバイルバッテリーに仕上がっているなと感じました。
パススルー対応でデバイスとモバブを同時に充電できる
コンセント付きモバイルバッテリーも年々性能がアップしており、パススルー対応も一般的になってきました。
とは言っても、接続したデバイスの充電が優先で、デバイスが満充電になってからようやくバッテリー本体の充電が始まるモノばかりで。
ところが、このモバブはデバイスとバッテリーを同時に充電できちゃいます!
バッテリーの充電が後回しにされないので、いざモバブとして使いたい時に「バッテリー残量が全然無いじゃん…」っていう心配も入りません。
充電面に関してはもう完璧じゃないか…?
USBポートの向きが個人的に惜しい…
性能に関しては言うこと無い仕様に仕上がっているんですが、個人的に1つ気になったのがUSBポートの向き。
2ポートが横並びになっているんですが、これの何がダメなのかというと…。
例えば、こういうApple Watch充電器を挿すと、もう片方のポートが使えなくなってしまうんですよね。
なんでこの向きにしたんだ…。90度回転していたらベストでした。
USBケーブル以外のモノを挿して充電したいと思っている人、ここは要注意です。
アンカー『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』レビューまとめ
今回は、Ankerのコンセント付きモバイルバッテリーの『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』をレビューしました。
- コンパクトなコンセント付きモバイルバッテリーが欲しい
- USB-Cポートを2ポート備えた充電器が必要
- MacBook Proなどの高性能ノートPCを急速充電したい
- 10,000mAh程度の大容量モバイルバッテリーを求めている
- バッテリー残量や出力W数を確認したい
各USB-Cポートはモバブ/充電器ともに65W出力が可能ということで、これまでのコンセント付きモバイルバッテリーの弱点を克服した最強モデルに仕上がっています。
MacBook Proなどの高性能ノートPCも急速充電したいという人は、このモバブを選んでおけば間違いないでしょう。スマートディスプレイも便利だし。
3年はこれ1台で闘えるスペックがあると思うので、365日3年間使えば1日あたりのコストはわずか14円。
これはもう買うしかない。