..ととのえました。
ミニマルで上品。大人デザインの本革ペンケース『TAVARAT Tps-133』

大人になって、そしてパソコンで仕事をするようになって、ステーショナリーを使う機会がめっきり減った。
学生の頃は毎日のように使っていたシャーペンや消しゴム、マーカーも。
でっかいペンケースに大量の中身を詰め込んでいたあの頃が懐かしい。
それと引き換え、今となってはペンケースを持ち歩くことすら日常から無くなってしまった。
でも、だからといって全くステーショナリーを使わないわけではなくて。
むしろ、大人になった今だからこそ、こだわりのステーショナリーを持ち歩くのもカッコいいかもしれない。
TAVARATさんのペンケースに出逢って、そんなことを思い始めました。
本記事はメーカー様から商品をご提供いただいてレビューしています。金銭提供はなく、感じたことを率直に書かせていただきました。
お気に入りを詰め込みたくなるレザーペンケース『TAVARAT Tps-133』レビュー

こちらが今回ご紹介する、メンズ雑貨ブランドを手掛けるTAVARAT(タバラット)さんの『Tps-133』というペンケース。
元々は箸ケースとして作られていたモノを、デザインそのままにペンケース化したアイデア製品。

片面にはポケットが付いていますが、もう片面は何もないスッキリとした仕様。
横から見ると、ファスナー分の厚みしかないんじゃないかってぐらいにとてもスリム。

どこか「和」を感じるミニマルなスタイルとシボ感のある上品なレザーに一目惚れしてしまいました。
カラーとサイズはそれぞれ3種類あって、僕が今回ご提供いただいたのはトープのSサイズ。
ブランド名が箔押しされたグレーのオシャレな箱に入って届きました。


税込9,900円と1万円を切る絶妙な価格設定で、男女問わず使えるアイテムでもあるので、プレゼントにもおすすめ。
- 素材:(表地)牛革 /(裏地)ナイロン
- カラー:ブラック / ディープレッド / トープ
- サイズ:(S)約H37×W255×D12mm /(M)約H37×W275×D12mm /(L)約H37×W290×D12mm
- 原産国:日本
上質なシュランケンカーフを贅沢に

このペンケースに採用されている革は、シュランケンカーフという生後6ヶ月以内の仔牛を使ったマテリアル。
人工的に型押しされた革とは異なり、不規則で自然な模様のシボ感がとにかく美しい。
明るいカラーのトープは、シボの立体感がより際立って上品な印象を受けます。

ツヤ感が控えめな優しい光沢もシュランケンカーフの特徴のひとつ。
そして、モフッとしたこの柔らかくて吸い付くような手触りがたまらない。
レザーと縫製の糸が同系色だから見た目もミニマルで、さりげなくロゴが入っているのもお気に入り。



隅から隅まで、縫製の仕上げがとても丁寧。
また、傷や汚れにも強いマテリアルなので、カバンなどから出し入れの多いペンケースとも相性が良さそうです。
裏地は汚れにくいナイロン生地

上品なレザーの裏地には、テフオックスという丈夫なナイロン素材が縫製されています。
やや青みがかったグレーで、トープレザーとのバイカラーも素敵。

テフロン加工がされた撥水効果のある生地なので、何かと汚れやすいペンケースの内側も綺麗な状態をキープできそう。
レザーの裏地って無加工のモノも多い中で、ここまでしっかりと仕上げてあると思わず感心してしまいます。
エクセラファスナーが高級感をプラス

ファスナーには、YKKの最上級ラインであるエクセラファスナーを採用。
通常のYKKファスナーより3倍もの値段がするだけあって、開閉がとてもスムーズ。

そして、丁寧に磨かれていたエレメントが、上品な煌めきを放っています。
ファスナーってペンケースに限らず、意外と品質の差がハッキリ出るところなんですよね。

1つ1つの細部にもしっかりこだわっているからこそ、確かな高級感が伝わってくるんだと思います。
実際に使ってみる

さて、この素敵なペンケースに何を詰め込もうか。
自慢できるようなステーショナリーは無いけれど、僕が普段使っているモノの中から厳選して入れてみました。
#私のペンケースの中身

- LAMY safari white with black clip 万年筆
- フリクションボール3 スリム 透明ボディ
- 定規
- フリクション替え芯
写真には写ってないんですが、外側のポケットにフリクションの替え芯を入れています。
収納力はあまりありませんが、このペンケースの長さを活かして、中のペンをズラして入れると上手く収まります。


ただ、LAMYもフリクションも太めのペンなので、これ以上は入らなさそうな感じ。
でも、僕は「あまり入らないのが良い」と思っていて。
お気に入りのステーショナリーをちょっとだけ持ち歩くのが、何か大人っぽくていいなぁと。
学生時代とはまた違ったペンケースの使い方が楽しくて、これからもっとペンケースの中身にもこだわりたくなってきました。

僕のペンケースの中身はこんな感じですが、ガジェットポーチとしても使えそうな印象。
例えば、短めのUSBケーブルやApple Pencil、SDカードリーダーなど、サイズ的に収まるアイテムに絞れば、そういった使い方も案外悪くないかも。
ペンケースから始める新たな物語

このペンケース『Tps-133』を手にしてから、ステーショナリーという新たな分野にも興味が湧いてきました。
手書きがデジタルに置き換わりつつある時代だからこそ、こだわりが詰まったペンケースを持つことの醍醐味に気付けたというか。
そんな気付きがあったのも、このペンケースが本当に良いモノだと思えたから。
大人になった今がスタートライン。
ここからまた1つ、新しい物語が始まっていくんだ。
ちなみに、ブロガー仲間のてず(@tezlog10)さんとBows(@guidbows)さんがブラックカラーのペンケースをレビューされています。
僕とはまた違った視点で魅力を語られているので、ぜひあわせてチェックしてみてください!