【まとめレビュー】TP-LinkのTapoスマートホームで暮らしを便利に塗り替えよう
家のスマート化で、暮らしをより便利に。
本記事では、 Tapoスマートホーム製品について以下の内容を解説していきます。
- Tapoシリーズの特徴(メリット・デメリット)
- Tapo製品でおすすめのデバイス
- Tapo製品のおすすめ活用シーン
家のスマート化やTapo製品に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
Tapoスマートホームとは
Tapoスマートホームシリーズは、ひとことで言うとスマートホーム化を手軽に実現してくれるアイテム。
主に以下のような特徴があります。
- 既存の家電などに後付けできる(家電を買い替える必要がない)
- 工事不要で簡単に導入できる
- アプリ1つで全てのデバイスを管理できる
- 複数のTapoデバイスを連携させればさらに便利に
- Alexa/Siriと連携すれば音声コントロールも可能
- 比較的安価なので少しずつ買い集められる
暮らしに取り入れることで、日々のあらゆるシーンを便利にアップデートしてくれます。
Tapoシリーズ一覧
製品カテゴリー | 製品概要 |
スマートハブ | Tapoデバイスを連携させるハブ機能を搭載 |
スマートボタン | ボタンを押すだけでTapoデバイスを遠隔操作できる |
スマートプラグ | 家電などの主電源をオンオフできる |
スマート温湿度計 | アプリでの温湿度確認、温湿度を操作トリガーにできる |
スマートセンサー | 開閉や人感をトリガーにTapoデバイスを操作できる |
スマートランプ | 明るさや色を制御できる電球 |
スマートカメラ | アプリでのカメラ映像確認や録画ができる |
ロボット掃除機 | アプリで制御できるロボット掃除機 |
僕は全種類を持っているわけではないですが、暮らしに取り入れることで時短や利便性アップにつながるアイテムは積極的に導入しています。
キーとなる『スマートハブ』はマストアイテム!
Tapoシリーズは単体でも十分使えるんですが、スマートハブを導入することでWi-Fi接続による操作が可能となります。
つまり、外出先からの遠隔操作や複数のTapoデバイスを連携操作することも可能に。
組み合わせ次第では無限の可能性を秘めているので、Tapoデバイスを導入するならスマートハブはマストで持っておきたいところ。
おすすめのTapoデバイス7選
種類が豊富なTapoシリーズですが、その中でも新登場したおすすめ製品7つを紹介します。
今から家のスマート化を始めるという人は、ぜひこのアイテムたちから買い揃えてみてください。
チャイム機能付きスマートハブ|Tapo H100
- 最大64台のデバイス接続が可能で、Tapoエコシステムを構築できる
- 19種類のサウンドに対応し、ドアホンとしても使える
- 最大90dBのサイレン音で不審者に警告を出すことも可能
- コンセントに直挿しできるのでケーブルレスで使える
先ほども紹介したように、Tapoデバイスを連携させるために必要不可欠なアイテム。
単にハブとして機能だけでなく、チャイムとしての機能も併せ持っているのが面白い。
コンセント直挿しは設置場所が限られるため好みが分かれるところだけど、個人的にはケーブルレスでスッキリと設置できるので、このスタイルが好きです。
スマートボタン&調光器|Tapo S200B
- 複数のTapoデバイスをボタン1つでコントロール
- ボタンの1回タップ・2回タップ・左右回転の4つにそれぞれアクションを割り当てできる
- 1年以上使用可能なロングバッテリー
個人的に一番お気に入りのTapoデバイス。
このちっちゃなボタン1つに4つものアクションを設定できるので、ミニマルなスマート化を実現させることが可能。
マグネット内蔵なので、固定せずに金属面に設置しておけるもの良いですね。もちらん両面テープも付属しています。
スマートボタン&調光器+プレート|Tapo S200D
Tapo S200Bにプレートが付属したバージョン。
このプレートを壁などに設置することで、スマートボタンがあたかも備え付けのスイッチかのように変身します。
価格もS200Bと300円程度しか変わらないので、壁に設置するスイッチとしての運用を考えている場合は、コスパが良いこちらがおすすめ。
スマートデジタル温湿度計|Tapo T315
- E-inkディスプレイで画面表示が見やすい
- ±0.3℃/±3%RHの高精度スイス製センサーで正確にモニタリング
- 温湿度をトリガーにTapoデバイスを操作できる
- 計測値が設定の範囲外になった際にアラート通知を送ることも可能
デジタル画面がついたレトロチックな温湿度計。
2.7インチと画面サイズは小さいですが、Kindleでも採用されているE-ink(電子インク)を採用しているため、視認性は非常に高いです。
温湿度をTapoデバイス操作のトリガーにもできるので、加湿器/除湿機を持っている人は重宝するはず。ウチには無いけど。
マグネット内蔵ということもあり、視線に入りやすい冷蔵庫に付けています。角度調整はできませんが、テーブルなどに置くことも可能です。
スマート温湿度計|Tapo T310
画面表示がない温湿度計。
性能はTapo T315と同等で、画面がないぶん46×46×12.3mmと超コンパクト。
ストラップホールもあるので、付属のストラップを付ければクローゼットやフックにかけることもできます。
スマート接触センサー|Tapo T110
- 窓やドアなどに取り付けることで、開閉をいつでもどこでもモニタリング
- 開閉を感知した際にアラート通知を送ることも可能(セキュリティ対策に)
- 開閉をトリガーにTapoデバイスを操作できる
開閉のモニタリング・トリガー化ができる接触センサー。
最大15mmまでセンサー同士が離れていても作動するので、設置する場所や形状を問わず取り付けしやすいと思います。
サイズも61.4×37.5×12.3mmと比較的コンパクトなので、設置しても悪目立ちしないのが良いかなと。
スマートモーションセンサー|Tapo T100
- 最大120°の範囲・7メートルの距離までセンサーが検知
- 動体を検知した際にアラート通知を送ることも可能(セキュリティ対策に)
- 動体検知をトリガーにTapoデバイスを操作できる
動体を機敏に検知できるモーションセンサー。
検知範囲を3段階(3m/5m/7m)から選択できるので、必要な範囲のみをカバーすることもできます。
非常にコンパクトなので、目につく場所に設置してもあまり気にならないかなと思います。
Tapoシリーズでできること|活用シーンを大公開!
Tapoシリーズは、アイデア次第で無限の使い方ができるデバイスです。
実際にどのようなことができるのか、僕が活用している例を紹介したいと思います。
デスク周りの操作をスマートボタン1つで
- 1回タップでPCモニターの電源をオン/オフ
- 2回タップでスピーカーをオン/オフ
- ダイヤルを時計回りでテープライトのオン/オフ
- ダイヤルを反時計回りでテープライトの色をランダムに変更
これ1つでデスクの電源周りは完璧…!
4つの機能を集約できるスマートボタンと電源のオンオフができるスマートプラグを活用することで、僕のやりたかったことが実現しました。
というのも、これまではPCモニターをつけると自動的にスピーカーもオンになるのが気になっていたんですよね。
いつでも音楽が聴けるわけではないので、別にオンオフできるといいなとずっと思っていました。
それから、僕はTapoのテープライトも使っているので、それを同じボタンに組み込めたのも願ったり叶ったりで。
マグネット内蔵なので、デスクの下に隠して設置できるのもマジで最高。
家のセキュリティを万全に
- スマートモーションセンサーを平日8:15〜17:15だけ作動
- センサーが動体検知でアプリ通知
- スマートハブからアラーム音で警告
家の中には自分のモノ、家族のモノ、大切なモノがたくさん。
そんな大事な家を守るために、僕が不在の時にはTapoデバイスたちが家の中を監視してくれています。
モーションセンサーは非常に小さいので、不審者にも悟られにくいのがメリット。
アプリに届く通知から様子を伺い、必要に応じてハブのアラームを外出先からも鳴らすことができます。
アラームは最大90dbと犬が吠えるレベルの大音量を鳴らすことができるので、牽制するには必要十分な性能。
僕はまだカメラを持っていないんですが、証拠を押さえる意味でもカメラがあるとさらに万全の体制になりますね。
他にも活用方法が思いついたら追記していきます。
Tapoシリーズのメリット・デメリット
ここまでTapoシリーズの特徴や活用シーンをまとめてきましたが、あらためてメリットとデメリットを簡潔にまとめておきます。
メリット
- Wi-Fi機器シェアNo.1ならではの安全性の高さ
- コスパが高い
- 超簡単セットアップでスマートホーム初心者にもやさしい
TP-Linkはネットワーク機器の分野で高い評価を得ており、ネットワークを介するスマートホームデバイスの安全性と信頼性も確かなモノ。
セキュリティが脆弱だと、悪意のある第三者にハッキングされてしまう危険性もあります。
ですが、TP-Linkのこれまで培ってきたセキュリティ技術がTapoシリーズにも継承されているので、安心して使用できるなと感じています。
ちなみに僕は、Wi-FiルーターもTP-Linkの製品を使っていて。
それから、全体的に安いんですよね! ロボット掃除機はさすがに別ですが、大体1つ3,000円以内には収まっています。
初期セットアップやアプリの操作感も簡単でわかりやすいので、スマートホーム初心者には絶対的おすすめ。
デメリット
- 現状ラインナップが少ない(特にエンド製品)
- スマートリモコン・指ロボットがないので拡張性が低い
Tapoシリーズはまだ展開し始めたばかりということもありますが、現状のラインナップが貧弱です。
トリガー製品が多いのはいいものの、肝心のエンド製品が少ないため操作したいモノがないんですよね。
せめてスマートリモコンがあれば、エアコンやテレビなども操作できるようになるのですが、それができないので拡張性がありません。
あくまでTapoデバイスしか基本的に操作できないため、できることが限られるなと感じます。
とはいえ、今後もいろいろと魅力的なデバイスが登場してくるはずなので、これからの展開に期待しています。
スマートホームと言えば現状はSwitchBotが強いので、SwitchBotには無いタイプの新しいデバイスが出てきて欲しいですね。
Tapoシリーズのおすすめ製品・活用シーンまとめ
今回は、Tapoシリーズの特徴から最新のおすすめ製品、活用シーンをまとめて紹介しました。
率直な感想ですが、ラインナップが少ないため「家全体をスマート化する」のはまだ難しいなと感じました。
ただ、個々のデバイスの質は非常に高いです。
今後ラインナップが充実して連携の幅が広がれば、間違いなく伸びるポテンシャルは秘めているなと思っています。
この記事を読んで家のスマート化を目指したいと思った人は、将来に期待できるTapoシリーズをぜひ暮らしに取り入れてみてください。
スマートハブは必須アイテムなので、まずはそこから始めてみましょう。