『SpinFit SuperFine』レビュー|医療用シリコン採用イヤーピースでAirPods Proの装着性と音質をグレードアップ
「使うワイヤレスイヤホンはAirPods Proだけ」と心に決めてから、もっと快適に使うためのイヤーチップが欲しくなりました。
- 医療用シリコンの着け心地が最高
- 中〜高音域の音質がクリアになる
- IP54の防塵・防水性能を誇る
- 収納時、ケースに干渉しない
- 遮音性が純正よりやや落ちる
- イヤーピースが裏返りやすい
- 1,980円はちょっと高い
SpinFit『SuperFine』の特徴
こちらが今回紹介する、SpinFitの『SuperFine』というAirPods Pro専用イヤーピース。
おもな特徴はこちら。
- AirPods Pro 第1&第2世代に対応
- やさしくフィットする医療用グレードのシリコンを採用
- イタリア製高級メッシュフィルターでよりクリアな音質を再現
- IP54の防塵・防水性能でイヤホン本体を保護
- イヤホンケースと干渉せず収納できる
これまでも色んなワイヤレスイヤホンを使ってきたけど、Appleユーザーの僕としてはなんだかんだAirPods Proを一番よく使っていて。
音質は平凡レベルだけど、ノイキャンや外音取り込み性能が優秀だし、Appleデバイス間の切り替えもシームレス。やっぱり使い勝手が良いんですよね。
そして豊富なサードパーティ製品によるカスタマイズ性の高さも魅力で、イヤーピースもその重要な要素のひとつ。
そこで、AirPods Proで物足りないと感じていた装着性と音質を高めてくれるというSuperfineを試してみようと思ったのです。
外観デザイン・構造
Superfineはイヤーピースとアダプターがセットになった商品。価格は税込1,980円。
イヤーピースには医療用グレードの高品質なシリコンが採用されていて、長時間装着していても耳の痒みが起こりにくいとのこと。
さらに、特許取得の3Dクッション構造がどんな耳穴の形でもぴったりフィットするように作用します。
アダプターはAirPods Pro用に新たに専用設計されたモノで、第1&第2世代の両方で使用可能。
網目が精密なイタリア製の高級メッシュフィルターにより、クリアな音を耳に届けつつ、埃や水滴などの侵入を防いでくれます。
サイズ展開
SSからLサイズまでの5種類が展開。
イヤーピース部分のサイズは、AirPods Pro純正より若干小さめとなっています。
サイズごとに色違いになっているのが可愛いですね。
ちなみにケースに収納する際、イヤーピースが干渉しないのが良きです。
『SuperFine』の使用感レビュー
ここからは、実際に『SuperFine』を使ってみて感じたことを紹介していきます。
何も着けていないかのような快適さ
まるで無重力の世界。
コンタクトレンズを思わせる薄くて柔らかいシリコンが、耳と溶け合うようにみっちりと密着。
異物感が全くないので長時間着けていても耳が痛くならないし、その快適さはイヤホンを着けていたことさえ忘れてしまうほど。
吸い付くように耳穴にフィットするので、イヤホンがポロッと耳から零れ落ちることもなくなりました。
ただイヤーピースが薄い関係で、イヤホンを外した時に裏返ることがたまにあるのがちょっとだけ気になります。
中〜高音域のサウンドが明瞭に
AirPods Proの音質に対する評価は以前から高くありませんでした。ラジオ感覚で聴くようなやや篭った音というか。
でも、SuperFineに変えたことで中〜高音域がよりダイレクトに耳に届くようになり、結果的に音のクリアさが増したように感じます。
純正より耳穴の奥にイヤーピースが入り込みやすいのも影響しているのかな。
正直、期待以上に音質が良くなったので、これは嬉しい誤算でした。
遮音性はやや落ちるかも。ワンサイズアップがおすすめ
ノイキャンが魅力のAirPods Proですが、SuperFineに変えると純正よりわずかに遮音性が落ちたような気がします。
おそらくイヤーピース自体が薄いのと、純正より微妙にサイズが小さいことが影響してそう。
僕は今回Mサイズを選んだんですが、MLサイズにした方がより吸着性も高まって遮音性もアップしたかもしれません。
サイズ選びは慎重に。
『SuperFine』レビューまとめ
今回は、SpinFitのAirPods Pro専用イヤーピース『SuperFine』をレビューしました。
- 医療用シリコンの着け心地が最高
- 中〜高音域の音質がクリアになる
- IP54の防塵・防水性能を誇る
- 収納時、ケースに干渉しない
医療用シリコンを使っているだけあって、着け心地がホントに良くて。
イヤーピースに1,980円はちょっと高いなぁと最初思ったけど、音質も良くなったし導入した甲斐がありました。
愛用のAirPods Proをアップデートしたい人はぜひお試しください。