『紗乃織靴紐』レビュー|革靴をさりげなくドレスアップする隠しアイテム
足元をさりげなくドレスアップ。
「オシャレは足元から」と言われるように、目につきにくいところまで気を遣っているかは意外と他人に見られています。
仕事ではスーツ着の僕は毎日のように革靴を履いているわけなんですが、何か周りと差をつけられる方法はないものかと。
そこで革靴好きな知り合いから教えてもらったのが、『紗乃織靴紐』という職人手づくりの高級靴紐。
この靴紐に変えるだけで、安価な革靴もまるで高級ブランド品に生まれ変わったかのような印象に。
そんな『紗乃織靴紐』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- スマートで引き締まった印象になる
- ロウが絡むから靴紐が緩まない
- 靴紐としては値段が高い
『紗乃織靴紐(さのはたくつひも)』の特徴・外観
『紗乃織靴紐』は、職人が紐一本一本を手作業で作り上げる至極の靴紐。
1足分で約1,300円と靴紐にしてはかなり高級な部類ですが、口コミの評判も高く、手にした時の質感にはきっと満足できるはず。
丸紐と平紐の2種類があり、カラーはブラックとブラウンの2色、長さもそれぞれ6パターンあるので、自分の靴に合った靴紐が選べます。
形状 | 丸紐 / 平紐 |
カラー | ブラック / ブラウン |
長さ | 60cm:2〜3穴(靴の適正穴数) 70cm:3〜4穴 80cm:4〜5穴 90cm:5〜6穴 100cm:6〜7穴 120cm:7〜8穴 |
生産 | 日本 |
僕は平紐・70cmをチョイスしてみましたが、普段ビジネス用に履いているtexy luxeの『TU-7010』(5穴)にはピッタリの長さでした。
『紗乃織靴紐』は一般的な靴紐とは違い、ロウがたっぷりと染み込ませてあります。
日本の職人が手作業で仕上げていて、近くで見ると程よい光沢があり、ただの紐なのに存在感がとにかく凄いんです。
手で触ってみると、ねっとりとした感触とワイヤーのような芯の通ったしなやかな硬さが感じられます。
そして紐の先端は、高級感のある金属製のセルになっていて。
安っぽいプラスチック製とは違い、アンティーク仕上げの鈍い質感がさらに上質な雰囲気を高めてくれそう。
『紗乃織靴紐』の使用感レビュー
ここからは、実際に『紗乃織靴紐』を使ってみて感じたことを2つ紹介していきます。
スマートで引き締まった印象に
向かって左が元の靴紐のままで、右が『紗乃織靴紐』に変えた状態。
見比べてみると、違いは歴然ですね。
左は紐がよれよれで、思い通りのカタチに固定できず不恰好な見た目に。
そして、先端のプラスチックセルがさらに安っぽさを感じさせます。
対して『紗乃織靴紐』の方は、平紐になったことでドレッシーさと存在感が増しました。
適度な硬さがあるおかげで結び目のカタチがパリッと綺麗に保持されて、スマートで引き締まった印象に。
そして、金属セルが足元をさりげなく煌びやかに演出してくれます。
ロウが絡むから靴紐が緩まない
靴紐を変えてから、実際に1週間ほど履いてみましたが、靴紐が緩む様子は全くありません。
ねっとりしたロウ引きの紐同士がしっかりと絡み合っているので、「いつの間にか靴紐がほどけている」というストレスからも解放されます。
『紗乃織靴紐』で足元からオシャレを纏おう
今回は、職人手づくりの高級靴紐『紗乃織靴紐』をレビューしました。
靴紐を変えるだけで、こんなにも印象が変わるとは全く思ってもいませんでした。
値はやや張りますが、ドレスアップされた自分の靴を見た時に得られる満足感は確かなモノ。
靴に気を配っている人はたくさんいますが、靴紐にまで拘っている人は少ないはず。
オシャレは足元から。周りと差をつけたい人は試してみてください。