『パームワーク昇降デスク』レビュー|デザインと実用性が両立したベストバイな電動昇降デスク
電動昇降デスクは、ワンタッチで座る/立つの切り替えができたり、1mm単位で天板の高さを調節できるのが大きな魅力。
だけど一方で、モーターが内蔵された太い脚のせいで見た目の圧迫感が強く、インテリアの雰囲気に合わないのがずっと気になっていました。
それで一度は手放してしまったんですが、Palmworkから新たに登場した『パームワーク昇降デスク』がとても魅力的だったので再トライしてみることに。
結論、デザインの良さはさることながら実用性にも優れた非常に使いやすいデスクに仕上がっているなと感じました。値段もそこそこ手頃。
そんなパームワーク昇降デスクについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- デスク脚が細身でスタイリッシュ
- 天板の質感が良い
- カスタマイズユニットでデスク裏活用が捗る
- 天板裏の脚フレームが膝に当たらないのが快適
- 配線整理しやすい構造
- 工具の用意が無くても組み立てできる
- 天板の奥行きサイズが60cmのみ
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Palmwork『パームワーク昇降デスク』の特徴
パームワーク昇降デスクは、デスクワークを快適にするアイテムを手掛けるホームオフィスブランド・Palmworkから発売されている電動昇降デスク。
約1年もの開発期間を経て完成させた自信作なだけあって、スペック上は似通っていても細かな点で他メーカーとの差別化が図られています。
主要な電動昇降デスクとのスペック比較
製品名 | パームワーク昇降デスク | FLEXISPOT E7 | FLEXISPOT E7 Pro | COFO Desk Premium | PREDUCTS DESK |
---|---|---|---|---|---|
総評 | 質感・機能性と価格のバランスが良く、DIYも不要で扱いやすい | コスパは最強だけど、質感やカスタマイズ性は他のモデルに一歩劣る | 脚がコの字型になったが、カスタムマイズ性はE7と変わらず | マグネットで自由に配置できるが、公式モジュールの種類が少ない | カスタマイズ性や質感は最高峰だが、そのぶん価格も高い |
天板裏カスタマイズ | カスタマイズユニットをネジで取り付け可能 | なし | なし | マグネット収納アイテムを自由にレイアウト可能 | 天板裏レールに豊富なモジュールを取り付け可能 |
天板サイズ | 120〜160cm | 120〜180cm | 120〜180cm | 120〜180cm | 120〜180cm |
脚形状 | コの字型・角状 | エの字型・角状 | コの字型・角状 | エの字型・ラウンド状 | エの字型・角状(E7)/ラウンド状(E8) |
昇降範囲 | 61〜125cm | 58~123cm | 60〜125cm | 63〜128cm | 61〜125cm(E7) 63〜128cm(E8) |
昇降速度 | 38mm/s | 38mm/s | 38mm/s | 40mm/s | 38mm/s |
耐荷重 | 125kg | 125kg | 100kg | 125kg | 125kg |
機能 | メモリ3つ・ロック・障害物検知・USB-A | メモリ4つ・ロック・障害物検知 | メモリ4つ・ロック・障害物検知・USB-A | メモリ3つ・ロック・障害物検知・USB-A | メモリ3つ・ロック・障害物検知 |
価格 | 99,000円〜 | 70,400円〜 | 74,800円〜 | 79,999円〜 | 139,700円〜 |
個人的な見解ですが、主要な電動昇降デスクの中ではミドルクラスに位置したデスクで、価格的にも多くの人におすすめできるモデルだと感じました。
詳細な仕様を知りたい人は、以下からご確認ください。
パームワーク昇降デスクの仕様
天板カラー | ナチュラル / ウォルナット |
---|---|
天板サイズ | 横幅:120cm / 140cm / 160cm 奥行き:60cm |
脚カラー | マットブラック / マットホワイト |
天板重量 | 120cm:14.8kg 140cm:16.7kg 160cm:18.5kg |
脚重量 | 24.1kg |
耐荷重 | 125kg |
昇降範囲 | 61〜125cm |
昇降速度 | 最大38mm/s |
機能 | メモリ3つ・ロック・障害物検知・USB-Aポート1つ |
素材 | 脚・フレーム:スチール 天板:無垢オーク材(低光沢ウレタン塗装) |
天板裏ネジ規格 | M6*16 |
製品保証 | 5年間 |
価格 | 120cm:99,000円 140cm:105,000円 160cm:111,000円 |
昇降機能
- 昇降範囲:61cm〜125cmを1mm単位で調整できる
- メモリー機能:デスクの高さを最大3つ保存できる
- ロック機能:子どもが触っても危なくないように昇降をロックできる
- はさみこみ防止機能:衝突を検知すると自動で昇降を停止し、はさみこみを防止できる
- USB給電:USB-Aポートが1つあり、デバイスを充電できる(2.5W出力)
- 静音設計:モーターの動作音が静か
電動昇降デスクとして必要な機能はひと通り揃っているかなという印象。
デスクの昇降は専用コントロールパネルで行うんですが、タッチパネルではなく物理式なのが良いですね。
少し押し込まないと反応しないため、うっかり腕が触れて誤動作する可能性も少なく済みます。
ただ、パネルの設置位置がデスク右側に固定となっているのが惜しいなと。せめて左側にも設置用のネジ穴が空いていると良かったかも。
まぁ両面テープで固定すれば、どこにでも設置できるんですけどね。
カスタマイズユニット
現在、カスタマイズユニットは3つ用意されています。
別売りにはなりますが、どれも需要の高いアイテムなので一緒に導入するのがおすすめ。
カラー | ホワイト / ブラック |
---|---|
重量 | 1.5kg |
耐荷重 | 2kg |
素材 | スチール(マット粉体塗装) |
価格 | 9,900円 |
ゴチャつきがちな電源タップやケーブル類を隠しながら、デスク下でまとめることが可能。
マジックテープも付いているので、動かないように固定もできます。
メッシュなので放熱性も◎。ただ、ホワイトは中身が少し透けますね。
あと、モニターアームを取り付ける場合、モノによっては干渉する恐れがあります。僕が使っている『Flo Monitor Arm』は大丈夫でした。
組み立て方法
組み立て方法については、公式動画が公開されています。
付属の六角レンチ兼プラスドライバーだけで組み立てできるので、電動ドライバーなどの工具を別途用意する必要はありません。地味にありがたいポイント。
あと組み立てする際は、床が傷付かないよう外箱や梱包材を下に敷くのが良いかと思います。天板と脚あわせて30kgぐらいあるので…。
特に、最後にデスクを起こす時は1点に重さが集中するため、下手すると床が凹みます。
組み立てにかかった時間は1時間程度。組み立て自体は簡単ですが、パーツが色々あるので意外と時間がかかりました。
- 天板
- 昇降フレーム×2
- 配線カバー
- サイドフレーム(左右×1ずつ)
- コントロールボックス
- フットフレーム×2
- コントロールボックス接続用フレーム
- デスクフレーム
- フレーム軸
- コントローラー
- 電源コード
- 延長コード
- ネジ類
- 六角レンチ兼プラスドライバー
Palmwork『パームワーク昇降デスク』を使ってみて
ここからは、実際に『パームワーク昇降デスク』を使ってみて感じたことを紹介していきます。
デスク脚が細身&コの字型だから見た目がスマート
初めてパームワーク昇降デスクを見た時に「お、良さげじゃん」と思ったのが、このデスク脚の部分。
横幅がとにかくスマートでフラットな形状だから、電動昇降デスクとは思えないほどスタイリッシュで。
支柱は一番太い部分でもわずか5cmしかありません。ホントに細い!
そしてツヤのないマットな質感&コの字型になっているおかげで脚が目立ちにくく、見た目の圧迫感が全く無いんですよ。
部屋に置いても良い意味で存在感が薄いので、場所を選ばず取り入れやすいデスクだなと感じました。
僕のデスク環境は全体の雰囲気も大事にしているので、インテリアに馴染むようなデザイン設計をされているのが良いんですよね。
質感の良い天板がデスク全体の雰囲気を高めてくれる
見た目が良いのは脚だけではなく天板も。
パームワーク昇降デスクの天板は、比較的安価と思われる集成材が使われていますが、質感が良く見えるように上手く仕上げられています。
節がほとんど無いからある程度良い部分の木材を使っていると思うし、集成材なのでパッチワークのように色んな木目の表情を楽しめるのも趣があって良い感じ。
また、2.5cmとやや厚みのある天板が生み出す適度な重厚感によって、設置するだけでデスク全体の雰囲気がグッと高まりました。
昼間に見せるナチュラルな感じも好きだし、夜の照明に照らされて艶やかさが増すのも素敵で。
細かいポイントですが、天板の角はしっかりとアール処理がされていて、天板に腕を置いても角が食い込まないのが地味に良いなと思いました。
そして、表面には光沢を抑えたウレタン塗装が施されており、木材の自然な質感を残しつつも汚れや水に強くなっています。
手触りがサラサラすべすべで気持ちいいし、日々のお手入れも楽チンなのが◎。
なお、天板の奥行サイズは現在60cmしかありません。流行りのデスクシェルフを置きたい人には奥行きが足りないかもしれないですね。
脚フレームが膝に当たらないのが快適
以前、電動昇降デスクを使っている時に天板裏の脚フレームに膝がよく当たってたのが、実は気になっていたんですよね。
ところが、パームワーク昇降デスクはコの字型の脚だからフレームも奥まった位置にあるので、全く膝に当たらないんですよ。
これが想像以上に快適で…!
前はフレームに膝が当たる度に「足元が窮屈だな…」と感じていたんですが、今は足元が広々としているように感じられ、開放感がスゴいです。
コの字型の脚は見た目のスタイリッシュさだけじゃなく、実用性も兼ね備えてました。
カスタマイズユニットのおかげでデスク周りがスッキリ整う
実用性といえば、天板裏の収納システムもパームワーク昇降デスクの大きな特徴で。
天板裏に予めネジ穴が設けられていて、そこにカスタマイズユニットを好きにレイアウトして取り付けることができます。
ネジ穴の位置が決まっているので、レイアウトの自由度はある程度制限されますが、用意されているカスタマイズユニットの使い勝手が良くて。
個人的にPCトレーユニットが一番のお気に入りで、メインマシンとして愛用中のM3 MacBook Proをスマートにデスク裏に収納することができました。
自分で整理収納アイテムを揃えたりDIYしなくても、純正パーツを購入するだけでデスク周りをスッキリ整えられるのが魅力だと感じました。
正直に言うと、他社でも似たようなコンセプトのモノがありますが、こちらはホワイト/ブラックの2色展開で比較的安価という強みがあります。
ホワイトカラーが用意されているのは、白アイテム好きとしては嬉しいポイント。
今後、カスタマイズユニットの種類も増えていくと思うので、これからの展開にも期待したいところです。
ちなみに、天板サイズが大きい方がネジ穴の数も増えるので、将来的な拡張性も考慮する場合は大きい天板を選んだ方が良いかと思います。
ケーブルレスな配線整理ができる
デスクを構築する上で、避けて通れないのが配線整理の問題。
いかに配線が目立たないように(見えないように)するかが課題だと思いますが、パームワーク昇降デスクには他の電動昇降デスクには無いメリットがありました。
ココです。これ実はネジ留め用の穴なんですけど、ここからフレームの中に細めのケーブルなどを通せることを発見しまして。
試してみたら、昇降コントローラーの電源ケーブルやUSB-Cケーブルは通せました。
特にPCトレーユニットとの組み合わせが神すぎて、最短距離でMacBookにUSB-Cケーブルを接続できたのが強すぎる。シンデレラフィットとはまさにこのこと。
まだ色々と開拓中なんですが、この穴を上手く活用できれば、よりケーブルレスな見た目のデスクに仕上げることができるんじゃないかなと思ってます。
なお、公式では謳われてない自己流の技なので、マネする場合は自己責任でお願いします。
Palmwork『パームワーク昇降デスク』レビューまとめ
今回は、Palmworkの電動昇降デスク『パームワーク昇降デスク』をレビューしました。
- インテリアに馴染む電動昇降デスクが欲しい
- 質感の良い天板を求めている
- ホワイトカラーベースのデスクにしたい
- 天板裏にガジェットなどを収納したい
- DIYしたくない
- コスパも重視したい
後発の電動昇降デスクということで、他のデスクとは差別化されている部分がちゃんとあって、このデスクを選ぶ理由があるなと実際に使ってみて感じました。
脚のデザインのスッキリさはピカイチで、天板の質感も上々。
カスタマイズユニットによる天板裏の活用も今後の展開が期待できるし、このデザインの良さと実用性の高さを考えれば、コスパの良いおすすめなデスクだと思います。
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