『ミドリ MDノート』レビュー|シンプルで書き心地も最高なノート
- シンプルなデザインのノートを探している
- 方眼罫のノートが使いたい
- 書き心地にもこだわりたい
理想のノートを探し続けてようやく出逢ったのが、今回ご紹介する『ミドリ MDノート』です。
サイズや罫線の種類が色々選べて、何よりも特徴的なのがそのシンプルなデザイン。
半透明のグラシン紙を纏った姿が、アナログ感があって愛らしい。
そして、ほのかにぬるっとした抵抗感のある書き心地が実に良くて。
そんな『ミドリ MDノート』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- シンプルな見た目が最高
- 180度フルに開いて書きやすい
- クセになる書き心地
- しおりが取れやすそう
『ミドリ MDノート』の特徴
- 「書き心地の良さ」を追求した日本製のノート
- 絶妙な風合いと裏抜けやにじみがしにくいオリジナルのMD用紙を使用
- 表紙がなく、素材の魅力をそのまま感じられる
- 「糸かがり製本」によって、ノートが180度フルに開きストレスフリーな書きごこちが得られる
- 汚れを防ぐグラシン紙が巻かれている
『ミドリ MDノート』は、ステーショナリーブランドの「ミドリ」からリリースされているオリジナルノートです。
シンプルなデザインと「書き心地の良さ」を追求した日本製のノートで、愛用者も多いとのこと。
サイズ展開が豊富なので、自分の使い方に合ったノートを選ぶことができます。
サイズ | 今回レビューするノート 新書 | 文庫 | A5 | A4 | A4スクエア (公式オンラインストア限定) |
寸法 | H175×W105×D10mm | H148×W105×D10mm | H210×W148×D10mm | 275×W210×D10mm | H210×W210×D10mm |
ページ数 | 176ページ | 176ページ | 176ページ | 176ページ | 176ページ |
重量 | 約152g | 約134g | 約258g | 約478g | 約358g |
罫線 | 無地 / 横罫 / 方眼罫 | 無地 / 横罫 / 方眼罫 | 無地 / 横罫 / 方眼罫 | 無地 / 方眼罫(公式オンラインストア限定) | 無罫 |
価格 | 770円 | 660円 | 880円 | 1,760円 | 1,540円 |
今回は新書サイズの方眼罫を選びました。
文庫本サイズより縦に25mmだけ長く、コンパクトながらも1ページに書ける量が多いのが新書サイズの良いところ。
外側の紙はやや厚めの紙が使われていて、中面表紙のデザインもシンプルで好みです。
「MD用紙」と呼ばれるオリジナルのノート紙は、クリーム色の優しい風合い。
方眼罫は5mm四方で、10マスごとにマークも付いています。
罫線は薄いブルーで引かれているので、文字を邪魔しないのが良いですね。
このノートは 「糸かがり製本」でつくられています。
製本強度が強く、ページが脱落しにくいのと、180度ペタッと開けるというメリットが。
また、便利なしおりも付いていて、シンプルながらもノートとしての必要な要素は揃っているかなと思います。
『ミドリ MDノート』の使用感レビュー
『ミドリ MDノート』を実際に使用してみて感じたことを4つ紹介します。
- シンプルな見た目が最高
- 180度フルに開いて書きやすい
- ぬるっとした抵抗感のある書き心地がクセになる
- しおりが取れやすそう
シンプルな見た目が最高
素朴で、ミニマル。
今まで色んなノートを使ってきたけれど、こんなにもシンプルなノートを手にしたのは初めて。
表紙がない代わりに巻かれている、半透明のグラシン紙がまた良い味を出しているんですよね。
耐水性や耐油性がちょっとだけあるので、ノートを守る役割も果たしてくれます。
ノートを開くと、真っ白な紙ではなくアナログ感のあるクリームがかった色味。
普段はデジタルモノばっかり使っているぶん、この温かみのある風合いにほっとしますね。
180度フルに開いて書きやすい
「糸かがり製本」によって、どのページを開いても180度フルに開きます。
普通のよくあるノートだとページを綴じている部分が膨らんで、書く時に煩わしさを感じますよね。
そういったストレスがないので、常に同じコンディションで書き続けることができます。
ぬるっとした抵抗感のある書き心地がクセになる
「MD用紙」ならではの書き心地。
ぬるっとした滑り心地がありながらも、わずかに抵抗感もあって、滑りすぎないというか。
サラサラな感じではなく、湿度感のある感触。
ハネなどペンを留めたいところでは、ちゃっと留まってくれるので、個人的にはすごく書きやすいなと思います。
ツルツルし過ぎるのは苦手なので。
使うペンによって感触も異なってくると思いますが、僕が愛用している『ユニボール シグノ』ではそんな印象でした。
ボールペンのほか万年筆にも対応していて、裏写りや滲みが発生しづらいようになっています。
しおりが取れやすそう
ひとつ心配に思ったのが、しおりの強度。
背表紙として貼られている寒冷紗の上に糊付けされているだけなので、何かの拍子にすぐ取れてしまいそうで。
何かと役立つしおりなので、取れてしまわないよう丁寧に扱いたいと思います。
専用MDノートカバーもおすすめ
実は、専用のノートカバーもあわせて買っていまして。
ノートカバーは4種類あって、そのうちのヤギ革『ゴートレザーカバー』を選んでみました。
ヌメ革なので、使い込むごとに飴色に染まっていく過程を楽しるのが良き。
基本は素のまま使って、外に持ち出す時はこのノートカバーを纏わせています。
『ミドリ MDノート』のレビューまとめ
今回は、ミドリから発売されている『MDノート』をレビューしました。
シンプルな見た目が気に入ったのはもちろんのこと、ノートが180度開くから書きやすさも備わっていて。
「もっとたくさん字を書き残したい」とおもわず思ってしまいます。
デジタル時代だからこそ、お気に入りの紙ノートと出逢う喜びは格別。
「シンプルなノートを探している」「書き心地にもこだわりたい」という人におすすめしたいノートです。