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『FlexiSpot E7H』レビュー|良デザインで配線整理もしやすい。電動昇降デスクのベストバイです!

2025 12/11
ガジェット
2025/12/11
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これを選んでおけば、間違いないです。

これまで様々な電動昇降デスクを使ってきた僕ですが、今回紹介するFlexiSpotの『E7H』はかなり完成度が高いなと感じました。

FlexiSpot E7H
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 脚のデザインがすっきりしている
  • 配線整理が行いやすい(ケーブルトレーも付属)
  • 耐荷重が160kgもある
  • フレームカバーがマグネット式で着脱しやすい
デメリット
  • 昇降範囲の下限が高め
  • 重量があるため組み立てが大変

特に僕が良いと感じたのは、脚のデザインと配線整理のしやすさ。

脚フレームが直線かつ先端に向かってシャープになっているおかげで、見た目がスッキリまとまって見えます。

配線整理に関しては、脚フレームのカバーがマグネット式になっているため、デスクを起こしたままでも作業がしやすいのが助かりました。

また、ケーブルトレーやバンドなども付属しているので、新たに配線整理用のアイテムを買い足さなくてもデスクを綺麗に整えることができます。

こりゃあ電動昇降デスクのベストバイだわ…!

そんなE7Hについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。

E7H
FlexiSpot
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FlexiSpot公式サイト
ポチップ

本記事はメーカー様から製品提供をいただき作成しておりますが、一切の忖度なくレビューしています。

Contents
この記事を書いた人

えふぃる / 暮らしのアーティスト
SNS総フォロワー6,000人。
暮らしを整える素敵アイテムを集めています。シンプルデザインなモノが好き。

  詳しいプロフィール

この記事を書いた人

えふぃる / 暮らしのアーティスト
SNS総フォロワー6,000人。
暮らしを整える素敵アイテムを集めています。シンプルデザインなモノが好き。

  詳しいプロフィール

フレキシスポット『FlexiSpot E7H』の特徴

E7Hは、デスク周りや家具などを手掛けるメーカー・FlexiSpotから販売されている電動昇降デスク。

二本脚タイプの最新ハイエンドモデルなだけあって、欠点の少ない電動昇降デスクに仕上がっています。

製品スペック

比較検討対象となるであろう、同メーカーの「E7」「E7 Pro」とも見比べながらチェックしていきましょう。

スクロールできます
モデルE7E7 ProE7H
対応天板サイズ120〜200cm120〜200cm120〜200cm
脚形状エの字型・角形コの字型・角形コの字型・角形
昇降範囲58~123cm60〜125cm63.5〜128.5cm
昇降速度38mm/s38mm/s40mm/s
耐荷重125kg100kg160kg
機能メモリ4つ・ロック・障害物検知メモリ4つ・ロック・障害物検知・USB-Aメモリ4つ・ロック・障害物検知・USB-A
脚重量32.1kg33.6kg34.9kg
価格57,200円~61,600円~63,800円~

ハイエンドモデルゆえ価格は高いですが、そのぶん性能は高く付属品も豊富なので、コスパは一番良いと感じました。

とはいえ、どれが良い/悪いと比較するものではないので、予算や自分のスタイルに合ったモデルを選びましょう。

昇降機能

  • 昇降範囲:63.5〜128.5cmの範囲で1mm単位で調整できる
  • 昇降速度:40mm/sと他モデルより速い
  • メモリー機能:デスクの高さを最大4つ保存できる
  • ロック機能:子どもなどが不用意に触っても昇降しないようにロックできる
  • はさみこみ防止機能:衝突を検知すると自動で昇降を停止し、はさみこみを防止できる
  • USB給電:USB-Aポートが1つあり、デバイスを充電できる(2.5W出力)
  • 静音設計:モーターの動作音が静か

電動昇降デスクとして重要な昇降機能ですが、必要な機能はひと通り揃っているかと思います。

組み立て方法

同梱物のすべて

組み立て自体はそこまで難しくはないんですが、各パーツが非常に重たいので安全に気を付けながら作業する必要があります。

特に、最後のデスクを起こす作業は2人以上でされた方が絶対良いです。一人でやったら背中がつりそうになりました。

天板にフレームを固定したところ
デスクを起こすのが超大変…!

ちなみに、E7Hに付属しているレンチ兼ドライバーがめっちゃ使いやすくて!

持ち手がしっかりしているから力を入れやすい
手動でも全然行けました

今まで電動昇降デスクに付属していたモノって、持ち手となる部分が無くて使い辛かったんですよね。

でもこれなら電動のインパクトレンチやドライバーを持ってなくても、自力で組み立てできるのが良いなと思いました。

外観デザイン・仕様

今回、デスクの天板は140×70cmのホワイト、脚フレームもホワイトを選ばさせていただきました。

ホワイトの天板材質は、メラミン化粧板となっていて。

頑丈で水や汚れにも強いという特徴があるので、気兼ねなく日常使いできるのが◎。

表面に細かい凹凸があって、比較的マットな質感なのも良い。物撮りの背景としても使えますね。

続いては脚フレームについて。

支柱部分は一般的なエの字型ではなく、ややコの字型に近いスタイルとなっています。手前側が広く見えるのが良い感じ。

そして、土台となる部分は先端に向かって厚みが薄くなっています。

シャープな印象があって結構好きです、この脚のデザイン。

また、天板の裏を通るフレーム部分ですが、ここのカバーがE7Hは布製かつマグネット式になっています。

E7 Proとか今までのモデルは、スチール製のカバーでネジ止めする仕様になってました。

続いてはコントロールパネル。

あらかじめ天板裏に取り付け用のネジ穴が左右に設けられているんですが、僕は右側に設置してみました。

パネルは物理式ではなくタッチ式となっています。

良くも悪くも反応が良いので、不意に手が触れた際にデスクが誤作動してしまうこともあるのが玉に瑕。

若干ですが前後位置を調整できるので、できるだけ奥側に設置した方が誤作動しにくいかなと思います。

また、右側面にはUSB-Aポートが備わっていて。

デバイスの充電に使えるUSB-Aポート

USB-Cだったらなぁと思いますが、デバイスの充電に使えるのであるに越したことはないかなと。

ただし、出力が2.5Wとかなり低速なので、おまけ程度に考えた方が良さそうです。

『FlexiSpot E7H』を使ってみて

ここからは、実際にE7Hを使ってみて感じたことを紹介していきます。

脚周りがスッキリして見えるのが最高…!

自分の拠点とも言えるデスクを構築するからには、快適性だけでなく見た目にも極力こだわりたいところ。

だけど、電動昇降デスクってとにかく脚がゴツく見えるんですよね。いかにも業務用って感じで。

ところが、E7Hは脚がコの字型かつ土台部分のデザインが直線的かつシャープなので、“電動昇降デスク感”が抑えられているんですよね。

これまで使っていたE7 Proと並べて見比べると、かなり印象が違って見えます。

← E7 Pro | E7H →

E7 Proの方が支柱は奥まった位置にあるんですが、全体で見るとE7Hの方がより空間に馴染んでいるように感じるというか。

← E7 Pro | E7H →

やっぱり土台の部分がツライチになっているのが、よりシンプルに見える要因になっているのかなと。

性能面だけを考えるならE7 Proで十分でしたが、デザイン性も追求し出すとE7Hに惹かれざるを得ませんでした。

あわせて読みたい
『FlexiSpot E7 Pro』レビュー|コの字型フレームで見た目も足元もスッキリな電動昇降デスク

【朗報】配線整理しやす過ぎてデスクが綺麗に整ってしまう

E7Hはとにかく配線整理がしやすい!

その理由は主に2つあります。

  1. 脚フレームカバーがマグネット式
  2. ケーブルトレー・バンド・クリップが付属

まず、脚フレームカバーについて。

これまで使ってきた電動昇降デスクのフレームカバーは、ネジ止めして固定する必要がありました。

そのため、デスクを起こしたままカバーを固定するのが難しかったんですよね。僕はこのフレームの中に配線をギチギチに詰め込むタイプなのもあって。

詰め込みMAX

結局、配線整理をし直す度にデスクをひっくり返して作業しなければならないのがすごく大変でした。

一方、マグネット式だと簡単に着脱できるので、デスクを起こしたまま作業できるのがホントにラクで。

スチール製のカバーと違って少し柔軟性もあるので、わりと力技で配線をフレーム内に押し込めるという利点もあります。

また、ケーブルトレー・バンド・クリップが付属しているのも太っ腹で。

ケーブルトレー・バンド・クリップ

別で買おうとするとそれなりに費用もかかるし、これらが標準装備されているのはありがたい!

最初からデスクを綺麗に整えたい人にとってはとてもありがたいのではないでしょうか。

僕も結局ケーブルトレーを取り付けたんですが、おかげで配線周りが良い感じにまとまりました。

MacBookとSwitch2の両方繋げられるようにしつつ極限までシンプルを目指した結果がこれ pic.twitter.com/jQ70YDZRL0

— efiL(えふぃる) (@__efiL) December 7, 2025

だけど、付属のフレームカバーには気になる点も

今ほど褒めたたえていた付属のフレームカバーですが、実は言うと気になる部分もあります。

ここからは少々マニアックな内容になるので、気にならない人もいるという前提でお話させていただきます。

個人的に、2つ気になる点があります。

  1. FlexiSpotのロゴが目立つ
  2. ケーブルを逃がしにくい

そう、このカバーにはデカデカとFlexiSpotのロゴが書かれているんですよね。

前と後ろの両面に。

このロゴの存在感がねー、個人的には気になってしまいました…。メーカーにとっては目立たせたいところなのは分かるんですけど。

ん…? 待てよ…?

「裏返して使えばロゴが見えなくなるんじゃね?」と天才の僕は閃いたんですが、残念ながら裏返しにするとフレームにくっつかないような仕様になっていました…。

むむむ、やりおる。

そしてもう1つ気になったのは、ケーブルを逃がしにくいということ。

こんな配線処理をしているのは僕だけかもしれませんが、僕はいつもこのフレームとカバーの隙間から配線を逃がしていたんですよね。

E7 Proの時の配線整理

しかし、このマグネットカバーだとフレームの上端まで覆ってしまうので、隙間からケーブルを逃がすという手段が使えなくなってしまいました。

デスクの正面から可能な限りケーブルが見えないようにしたい僕にとっては、これは大きな欠点です。

結局、僕はケーブルトレーの取り付け位置をフレーム真下にするという変態技を駆使して解決したんですが、やっぱり気になるところではあります。

FlexiSpot E7Hには純正ケーブルトレーが付いてるんだけど、フレームの真下に付けるという頭おかしいことやってんのは僕ぐらいだろうな。まぁこれにも理由があるんだけど https://t.co/7zGUieIu6Z pic.twitter.com/1xEEzvRjGC

— efiL(えふぃる) (@__efiL) December 7, 2025

耐荷重160kgで安定感が抜群

E7Hの耐荷重は160kgと、今まで使ってきた電動昇降デスクの中で最も耐荷重が高いです。

160kgまで耐えられたら、そうそう困ることは無いでしょう。モニター5枚とかマウントするような要塞デスクにしても全然余裕なはず。

しかも、この耐荷重の高さもあってか天板揺れも少なく安定性に優れています。

電動昇降デスクによっては、キーボードをタイピングするだけでも気になるレベルで天板の揺れを感じるモノがあったんですよね。

揺れにくい=作業の快適性アップにもつながるので、この点は非常に良いなと実際に使ってみて思いました。

あ、スタンディングスタイルにすると、さすがにある程度の揺れは発生しますので悪しからず。

天板のプチカスタマイズが良かったのでシェア

これはちょっとした余談なんですが、やってみたらすごく良い感じになったので有益情報を共有します。

今回、天板も脚フレームもオールホワイトにしたことで、全体的に無機質な印象のデスクとなってしまいました。

そこで、この木目調のリメイクシートを天板の側面に貼ってみたんですが、これが想像以上に良い仕上がりで。

Before
After

木のカラーがアクセントになって、一気に温かみが増した感じがしますよね。良き。

あと、実は天板の角が丸くなっているのがあまり好きじゃなかったんですが、このシートを貼るだけでなんだか高級家具のような佇まいに。

このアールも美しく感じられるようになって、一気に愛着が増しました。

しかもこのリメイクシート、たったの550円で買えるんですよ(※購入時)。

お手軽にカスタマイズできるので、気になった人はぜひお試しください。

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『FlexiSpot E7H』レビューまとめ

今回は、FlexiSpotの電動昇降デスク『E7H』をレビューしました。

  • インテリアに馴染みやすい電動昇降デスクが欲しい
  • 配線を綺麗に整えたい
  • 要塞デスクを構築したい
  • 100kg以上の大量アイテムをデスク上に配置したい人
  • 昇降範囲をより低くしたい人

執筆時点で、FlexiSpotにおける電動昇降デスクの集大成とも言える出来栄えだと感じました。

デザインも配線整理のしやすさも耐荷重も、デスクに求められる要素のどれをとっても満足レベルが高いです。

電動昇降デスクをこれから導入したいという人にはもちろん、デスク周りをアップデートしたい人にもおすすめできる一台です。

天板はカスタマイズするかもしれませんが、脚は当面の間、このE7Hを使っていくつもりです。

定期的にセール対象にもなっていて案外安く入手できることもあるので、導入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

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