『TP-Link Tapo P105』レビュー|挿すだけで家電を操作できるミニスマートWi-Fiプラグ
家電のオンオフの自動化・遠隔操作を可能にするスグレモノ。
そんな『Tapo P105』について、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- コンパクトで他のコンセント口の邪魔になりにくい
- 遠隔操作や音声コントロールが可能
- 他のTapoデバイスと連携できる
- セットアップが簡単にできる
- 1個1,400円と安価
- 横幅がもう少し短いと良かった
TP-Link(ティーピィーリンク)『Tapo P105』の特徴
『Tapo P105』は、世界シェアNo.1のWi-Fi機器メーカー・TP-Linkから発売されているミニスマートWi-Fiプラグ。
おもな特徴はこんな感じ。
- コンセントの邪魔になりにくいコンパクト設計
- 接続デバイスのオン/オフを遠隔操作
- スケジュール・タイマー機能で操作を自動化
- アレクサ等との連携で音声コントロールも可能
- スマートハブがあれば他のTapoデバイスとも連携できる
- 難燃素材で燃焼リスクが低い
- アプリでかんたん設定
スマートデバイスといえば『SwitchBot』のシェアが高いところですが、TP-LinkのTapoシリーズも本格参戦ということで期待をしていて。
中でも、家電のオンオフを操作できるスマートプラグは必須アイテム。
コンセントに挿すだけで使える家電であれば自由に操作できるようになるので、使い方次第で無限の可能性があります。
スペック
サイズ | 幅60mm×高さ38mm×厚さ33mm |
重量 | 52g |
カラー | ホワイトのみ |
材質 | UL94-V0 難燃性素材(PC) |
パワー要件 | AC 100-125 V~ 50/60 Hz 極性付きコンセント/プラグ |
ワイヤレスタイプ | 2.4GHz |
システム要件 | Android 4.4以降 iOS 9.0以降 |
電池寿命 | 最大2年間(1日9回の解錠をした場合) |
電池 | CR123A(リチウム電池)×2 |
Amazon 参考価格 | 1,400円(単品) 2,840円(2個セット) 4,400円(4個セット) |
押さえておきたいスペックはこんなところ。
難燃性の素材でつくられているので、発火の原因になりにくいのは安心感があります。
てか1個1,400円ってめちゃ安くない? 2個セットや4個セットを買えばもっと単価が下がります。
プラグは使い道が色々あるので、まとめ買いしやすいのはありがたいですね。
外観デザイン
全体像はこんな感じ。
プラグなのでデザインについて語ることはないですが、特筆すべきはコンパクトさ。
僕はSwitchBotの『プラグミニ』も持っているんですが、Tapoの方が断然コンパクトですね。厚さも薄い。
他のコンセント口にも干渉しにくくなるので、小さいは正義です。
ただ、もう5mmぐらい横幅が短ければ電源タップにも並べて使えたんだけど、微妙につっかえました。
側面には、5秒以上の長押しで本体を初期化できるボタンが備わっています。
設定方法
Tapo P105を使うには、Tapoアプリが必須。
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それから、初めてTapoシリーズを使う人はTapoの会員登録も必要となります。
ログインすれば、あとはアプリ画面で手順を教えてくれるので、指示通りに進めれば簡単に設定できます。
1分程度であっという間に完了。TP-Linkの製品はセットアップが簡単なのが良いんですよね。
『Tapo P105』の使用感レビュー
ここからは、実際に『Tapo P105』を使ってみて感じたことを紹介していきます。
家電の遠隔操作や音声コントロールが便利
スマートプラグのメイン機能は、やはり家電の遠隔操作。
アプリを起動してデバイスを選んで画面をタップするだけで、どこからでも電源のオンオフができます。
また、アレクサなどのスマートスピーカーと連携させることで、音声でもコントロールできるように。
例えば、こんな家電に使うのがおすすめ。
- 照明器具
- ケトル
- 扇風機/サーキュレーター
- 加湿器/除湿機
- コーヒーメーカー
家電のスイッチに直接触れて操作する必要がなくなるのが、めちゃくちゃ快適で。
ちなみに、僕は後述する他のTapoデバイスと連携させて、PCモニターやスピーカーのオンオフに活用しています。
スケジュール・タイマー機能で時間管理&省エネに活用
決まった時間に自動オンオフ。
Tapo P105には操作を自動化できる機能が備わっています。
- スケジュール機能:曜日から時間帯まで細かく設定できる
- タイマー機能:設定した時間にあわせて電源のオンオフが可能
この機能使いこなせば、そもそもアプリや声で操作する必要もなくなります。
いつも決まった時間に操作したいことがあれば、この機能は活用したいところ。
- スマホの過充電を防ぐため、夜中の1〜2時間だけタイマーをかけておく
- 夜更かししないよう0時になったらデスク周りの電源をオフにする
- 朝6時に起きると同時にケトルでお湯を沸かす
特に、スマホの過充電保護はおすすめ。
スマホのバッテリーは寝ている間に充電する人が多いと思いますが、充電のしすぎはバッテリー劣化を早めることになります。
それがたった1,400円のプラグで延命できるようになるので、スマホを長く使いたい人はぜひ導入してみましょう。
他のTapoデバイスとの連携が便利
Tapoシリーズの強みといえば、やっぱりこれ。
ハブとなる『Tapo H100』があれば、他のTapoデバイスと連携して操作できるようになります。
特に、このスマートプラグはスマートボタン『Tapo S200B』との組み合わせがいい感じ。
『Tapo P105』レビューまとめ
今回は、TP-Linkのスマートプラグ『Tapo P105』をレビューしました。
- コンパクトで他のコンセント口の邪魔になりにくい
- 遠隔操作や音声コントロールが可能
- 他のTapoデバイスと連携できる
- セットアップが簡単にできる
- 1個1,400円と安価
スマートプラグは他メーカーでも販売されていますが、このプラグはコンパクトさと安さが魅力。
豊富なTapoデバイスとの連携もできるので、家をスマート化を始めたい人はぜひこのプラグから体感してみてください。