『SwitchBot 指紋認証パッド』レビュー|指紋でカンタン解錠!スマートロックをより便利にするマストアイテム
SwitchBotロックは、数あるSwitchBotデバイスの中でも導入価値の高い逸品。
だけど、単体で鍵を解錠するにはわざわざスマホを取り出して操作しないといけないのがちょっと手間で。
そこで一緒に導入したいのが、『SwitchBot 指紋認証パッド』というアイテム。
- 高性能アルゴリズム採用で指紋認証の精度が高い
- 最大100個の指紋データを登録できる
- バックライト付きで夜間も見やすい
- 高水準の防塵防水レベル(IP65)
- 防犯を強化するセキュリティ機能が充実
- 指紋認証から解錠までに少し時間がかかる
- 雨などで指が濡れていると反応しづらい
- リチウム電池のランニングコストがかかる
これがあれば、スマホで指紋認証をするみたいにワンタッチで簡単に鍵の解錠ができるようになります。
指だけで解錠できるのがあまりにも快適で、もうマストレベルで必要だと感じました。
そんなSwitchBot指紋認証パッドについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
『SwitchBot(スイッチボット) 指紋認証パッド』の特徴
SwitchBot指紋認証パッドは、スマートホームを手掛けるSwitchBotから2022年7月4日に発売されたキーパッド。
ちなみに、指紋認証機能がない『SwitchBot キーパッド』もあるんですが、正直選ぶメリットがないかなと思います。指紋認証パッド一択。
製品スペック
サイズ | 幅38mm×高さ112mm×奥行き36mm |
重量 | 130g(電池含む) |
カラー | ブラックのみ |
材質 | 本体:PC+ABS ボタン:TPU 取付金具:金属 |
防塵防水レベル | IP65(粉塵が中に入らず、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない) |
Bluetooth範囲 | ロックから5メートル以内に設置 |
電池寿命 | 最大2年間(1日9回の解錠をした場合) |
電池 | CR123A(リチウム電池)×2本 |
価格 | 10,980円 |
防塵・防水レベルがIP65と優秀で、雨風の当たる玄関に設置していてもよっぽどのことがない限りは問題ないかと思います。
電源にはリチウム電池『CR123A』を必要とするんですが、これがややお高いのが難点。汎用的な単三電池とか単四電池だと良かったなぁ。
外観デザイン
筐体はマットなブラック仕上げで、良い意味で目立ちません。
正面は少し傾斜がついているため、自然な角度で暗証番号入力や指紋認証ができます。
キーボタン部分は弾力性のある手触りで、ぷにっとした押し心地。
暗い時間帯でもキーの位置を視認できるように、ボタンを押すとグリーンが光ります。
指紋認証のセンサー部分には、スウェーデンのPRECISE BIOMETRICSが開発した高精度な指紋認識アルゴリズムを採用。
複数の人間の指紋も正確に認識でき、ミリ秒レベルのスピードでスムーズに解錠できるんだとか。
背面には電池ボックスがあります。この蓋は付属のセパレートを使って開けます。
防塵・防滴が高いつくりになっているため、ピッチリ閉まっています。
開けるのにちょっと力が要りました。
底面には、取り外し用のピンを挿す穴があります。
ここにピンを挿入して指紋認証パッドをスライドさせることで、取付金具から外すことができます。
取り付け・設定方法
パッドの取り付けには様々な方法があるんですが、今回は3M両面テープで設置する方法を紹介します。
たぶん多くの人がこの方法で設置すると思うので。
まず、両面テープの吸着力を高めるため、設置面を付属のクリーニングティッシュで清掃します。
続いて、両面テープを貼り付けた取付金具をパッド本体に装着します。
あとは玄関のドアに貼り付けるだけ。簡単だし、賃貸でも使えるってところが良い。
そして、設置後にSwitchBotアプリを起動し、SwitchBot指紋認証パッドを追加します。
あとはアプリの画面で手順を教えてくれるので、指示通りに進めれば設定できます。だいたい10分程度で完了できました。
SwitchBot
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設定できるパスコード
指紋認証パッドでは、以下のパスコードを設定できます。
通常パスコード | 6〜12桁の数字 |
仮想パスワード | 20桁の仮想パスワードを入力し、その中の連続6桁が正しければ解錠できる |
緊急パスワード | ドアの前で危険や緊急事態が発生した場合、緊急パスワードを入力すると家族や友人にアプリのプッシュ通知やメールを送信できる |
常に有効パスコード数 | 最大90組 |
一回のみ有効パスコード数 | 最大90組 |
期間内に有効パスコード数 | 最大90組 |
緊急パスコード数 | 最大10組 |
指紋追加数 | 最大90個 |
緊急指紋 | 最大10個 |
カード追加数 | 最大100枚 |
パスコード・指紋・カードはそれぞれ最大100(緊急含む)まで登録できるのがスゴい!
これだけ大量に登録できれば、個人宅だけではなく企業とかでも使えますね。
ケガをして指が使えない時などを想定して、一応、自分と家族の両手全指の指紋を登録しているんですが、それでも全然余裕があります。
『SwitchBot 指紋認証パッド』を使ってみて
ここからは、SwitchBot指紋認証パッドを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
SwitchBotロックが完全体になる
この指紋認証パッドがあってこそ。
SwitchBotロックの導入で、スマホで解錠できるようになったのは便利なんですが、それでも「スマホを取り出す」というワンアクションが必要なのには変わらなくて。
また、オートロックを設定している場合、スマホを持たずに外出してしまうと、うっかり「締め出し」を喰らってしまうリスクもあるんですよね。
そんな課題を解決してくれたのが、このSwitchBot指紋認証パッド。
認証精度が非常に高く、解除がとてもスムーズで。
解除速度が速いロックProと組み合わせると、指をかざせば2秒ぐらいで解錠できます。
ちなみに、通常盤のロックだと指紋認証から解錠までに3秒ぐらいかかるので、よりスピーディさを求めるならロックProがおすすめ。
ただ、いくら速いとはいえ、この2秒ぐらいの待ちでも長いと感じる人もいるのかなとは思いました。
僕もガチめに急いでいる時だと、もどかしく感じることはあります。
指が濡れていると指紋認証がされなくてストレス
パッド本体は高い防塵防水性能があるため雨に濡れても問題はないんですが、指紋認証センサーに水滴が付いていると反応が鈍くなります。
というか体感98%反応しないです。
これは濡れた手でスマホを操作すると反応しないのと同じで、センサーが濡れるとマジで使い物になりません。
だから雨の日には、指が濡れないようにするなどちょっと扱いに気を遣う必要があります。
で、指紋認証で解錠する快適さに慣れてしまっていると、いざ反応しなかった時のストレスがハンパないんですよね…。
まぁ指紋認証が効かない時はキーパッドを入力すればいいだけなんですけど。
でも、多少指が濡れていてもきちんと反応してくれると助かるなと思いました。
設置するだけで家のセキュリティを高めてくれる
そうなんです、解錠がラクになるだけじゃないんです。
SwitchBot指紋認証パッドは、家を守る最前線の見張り番としても役立ってくれます。
どういうことかと言うと、以下のような場合にはパッド本体から警告音を鳴らしてアプリにもプッシュ通知を送ることができるんですよね。
- 誰かがキーパッドを取り外す
- パスワードや指紋を5回入力ミスする
自分が家にいない時でもいち早く不審をキャッチできるので、セキュリティの観点からも導入するメリットがあります。
なお、プッシュ通知機能を利用するには「ハブ」が必要となるので、ぜひ一緒に導入しておきましょう。
『SwitchBot 指紋認証パッド』レビューまとめ
今回は、SwitchBotのスマートロックに欠かせない『SwitchBot 指紋認証パッド』をレビューしました。
- SwitchBotロックを導入している
もうこれは誰におすすめか?云々じゃなくて、とりあえずSwitchBotロックを導入する場合はマストで買ってください。
指紋認証がとにかく便利すぎて、もはやこれ無しでは成立しないほど。
実際に公式でもお得なセット売りがされているので、気になった人はぜひチェックしてみてください。