『Narwal Freo X Ultra』レビュー|ズボラな人にこそおすすめしたい全部任せの究極ロボット掃除機
ロボット掃除機は、日々の家事負担を減らす上でぜひとも導入しておきたい便利アイテム。
だけど、ロボット掃除機って掃除を任せられる代わりに、ゴミ捨てや本体のメンテナンスが面倒なパターンも多いんですよね。
と思っていたところに朗報です。Narwalから究極に手間のかからないロボット掃除機『Freo X Ultra』が登場しました!
- ゴミ圧縮機能で7週間以上ゴミ捨て不要(世界初!)
- 絡みゼロブラシで毛髪が絡まずお手入れ不要(世界初!)
- 掃除から水拭き、モップの洗浄&乾燥まで全自動!
- ベースステーション内部も自動で清掃
- ダストボックスも自動乾燥で細菌やニオイを防止
…スゴすぎませんか?
これらの便利機能に加えて、肝心の清掃性能も非常にパワフルで、まさに“全部盛り”なモデルに仕上がってます。
ロボット掃除機が気になっているけど「メンテナンスが面倒そうだから…」とこれまで導入を躊躇っていた、ズボラな人にこそおすすめしたい!
そんなFreo X Ultraについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
- 7週間以上ゴミ捨て不要
- 8200Paの超強力吸引でゴミを残さない
- メインブラシに毛髪が絡まないからお手入れ簡単
- モップやベースステーションを自動洗浄してくれる
- ダストボックスの自動乾燥でニオイが発生しにくい
- AI汚れ検知機能で床がキレイになるまで掃除してくれる
- テールスイング機能により床の隅々までキレイに掃除
- 消耗品/電気代のランニングコストがかかる
- 周りと同系色の障害物にはぶつかることがある
- ケーブルは巻き込んでしまう
Narwal(ナーワル)『Freo X Ultra』の特徴
Freo X Ultraは、新進気鋭のベンチャー企業・Narwalから2023年5月18日に発売されたハイエンドモデルのロボット掃除機。
「最高の清掃体験を、最低限の手間で」というキャッチコピーのとおり、発売時点では最高峰の機能を誇るロボット掃除機に仕上がっています。
製品スペック(Plusとの比較あり)
同等レベルの吸引性能を備えたエントリーモデル『Freo X Plus』も発売されているので、比較しながらスペックを見ていきましょう。
製品名 | Freo X Ultra | Freo X Plus |
---|---|---|
カラー | ホワイト | ホワイト |
サイズ | 本体:W350mm×D350mm×H107mm ベースステーション:W415mm×D370mm×H434mm | 本体:W350mm×D355mm×H107mm ベースステーション:W275mm×D118mm×H137mm |
重量 | 本体:4.25g±100g ベースステーション:8.5kg±100g | 本体:4.25g ベースステーション:860g |
バッテリー | 最大230分の連続稼働 | 最大230分の連続稼働 |
吸引力 | 最大8200Pa | 最大7800Pa |
メインブラシ | 絡まりゼロフローティングブラシ | 絡まりゼロフローティングブラシ |
ゴミ捨て不要期間 | 7週間以上 | 7週間以上 |
自動ダストボックス乾燥&除菌 | ◯ | × |
モップ圧力 | 最大12N | 最大6N |
モップ形状 | 回転式おにぎり型モップ | 引きずり式モップ |
自動モップリフト | ◯ | × |
自動モップ洗浄&乾燥 | ◯ | × |
AI汚れ検知機能 | DirtSense 2.0 (汚れの自動検知) | × |
障害物検知センサー | トリプルレーザーセンサー | トリプルレーザーセンサー |
チャイルドロック | ◯ | ◯ |
音声操作 | Siri / Alexa | Siri / Alexa |
定価 | 159,800円 | 79,800円 |
2倍の価格差があるだけあって、さすがUltraは自動機能が満載ですね。
両方使った身としてはUltraの方を断然おすすめしたいですが、自動機能が不要だったりベースステーションがコンパクトな方が良いという人はPlusもアリかなと。
吸引力は同等レベルで超強力なので、Plusでも性能は十分です。
外観デザイン
光沢感のあるホワイトで丸みを帯びたデザイン。近未来感がありますね。
ベースステーションのサイズは横幅41.5cm×奥行き37cm×高さ43.4cmと大きめ。
部屋に置くとかなり存在感がありますが、これでもハイエンドモデルの中では高さが抑えられていてコンパクトな方で。
天面には操作用のタッチパネルがあります。
カバーを開くと、中には清水タンク/汚水タンクと専用洗浄液を収めるスペースが。
タンクは取っ手付きで出し入れがしやすいですね。色も区別されているし、間違えてテレコで入らないような構造になっています。
ロボット掃除機が入り込む部分には、取り外しできるクリーニングベース/クリーニングトレイが。
ここは汚れが溜まりやすいパーツだけに、お手入れしやすいよう分解できるのが良いですね。
操作方法
操作方法は3通りありますが、僕は専用アプリから操作することがほとんど。
アプリだけで完結できるし、一番細かく設定ができます。
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アプリでできることは主にこんな感じ。
- 清掃方法・レベル・エリアの設定
- スケジュール設定
- 清掃履歴の確認
- 消耗品管理
色々ありますが、僕は日々の清掃をすべて自動化(スケジュール設定)してるので一度設定してしまえば基本操作することはありません。
あと、消耗品の交換タイミングを可視化されているのもありがたいなと思いました。
Narwal『Freo X Ultra』を使ってみて
ここからは、Freo X Ultraを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
お手入れ要らずで毎日がラク!
ロボット掃除機において清掃能力はもちろん大事なんだけど、僕が一番メリットに感じたのはこの「お任せ」できる開放感。
清掃はもちろんのこと、日々のメンテナンスも含めてほぼ自動化できるので、ホントに手間が掛からないんですよ。
- 汚れの度合いに応じて最適な掃除&水拭き
- モップの洗浄&乾燥
- ダストボックスのゴミ圧縮&自動乾燥
- ベースステーション内部の清掃
- タスク完了やエラー発生時の通知
- ダストボックスのゴミ捨て(7週間に1度でOK)
- 清水タンクの給水&汚水タンクの水捨て
- 専用洗浄液が切れたら補充
- 経年劣化したブラシ類の交換
- ロボット場所が行き届かない場所の掃除
「完全に何もしなくて良くなる」って訳では無いんですが、これまでしていた部屋中を掃除機かけたり水拭きする大変さと比べたら断然やることが少なくなります。
特にやっぱり世界初のゴミ圧縮機能による7週間ゴミ捨て不要ってのが大きいかな。
しかも、本体内部の小さなダストボックスに溜まるのでゴミ捨ても簡単です。
もうひとつ世界初の機能となっている絡まりゼロフローティングブラシも触れ込みどおりで、全く毛髪が絡まりません。
普通の掃除機を使っている時に、よく素手でブラシに絡まった毛髪を取り除いていたんだけど、なかなか取れないし汚いしでイヤだったんですよね。
そういった不快感も無くなったし、気持ち的な負担もすごくラクになったというのがありがたい。
きっと他のロボット掃除機だったら、掃除は任せられても、ここまで心が軽くなることはなかったと思います。
これだけでも導入する価値があるなと感じました。
8200Paの高い吸引力と1.2kgの圧力モップで床がサラサラに
清掃性能もヤバいんですよ。
まず吸引力が8200Paと業界トップクラスで、モップ掛けも最大12N(約1.2kg)の圧力があり、床にこびりついたホコリや汚れもキレイに取り除いてくれます。
多少の段差は超えてくれるし、カーペット素材も問題なし。
また、「Freoモード」という設定があり、オンにすると家庭環境やユーザーの清掃習慣、床の状況、汚れの程度をAIが判断して最適な清掃を行ってくれるんですよね。
初めてFreoモードで掃除してみた時は、モップ掛けを4往復もしてて「えっ、そんなに床汚れてたんか…」と絶望しました…笑
それ以降、Freoモードで清掃は毎日、モップ掛けは週1で行う設定にしているんですが、常に床がサラサラな状態になっていてとても気持ちがいいです。
人力で掃除するよりキレイになってるので、「もう掃除はロボット掃除機に任せた方が良いな」と悟りました。
動作音がわりと静か
これが意外でして。
吸引力が強力なので掃除中はうるさいのかなと思っていたんですが、思っていた以上に静かでした。
他のロボット掃除機を使ったことがないので比較はできないんですが、身近な例で例えるならドライヤーの音より静かです。
ダイソンの掃除機のような、耳に障るイヤな高音ノイズもありません。
モップを洗浄するときはさすがにドライヤー並みの音がしますが、家にいる時に作動させていてもほとんど気にならないレベル。
あと、他メーカーのロボット掃除機だとベースステーションにゴミを集塵するモノが一般的なんですが、その際に馬鹿デカい音がするらしいんですよね。
Narwal Freo X Ultraは本体内蔵のダストボックスにゴミを溜め込むので、そういった騒音もありません。
障害物に当たることもあるし、ケーブルは巻き込んじゃう
Narwal Freo X Ultraには3つのレーザーセンサーが備わっていて、大抵の障害物は避けてくれます。
なんだけど、たまに思いっ切りぶつかってしまうこともあったり。
僕の家は床や壁が白くて家具も白系のモノが多いのもあって、周りと同系色のモノに対してはちょっと認識精度が落ちるのかなという印象です。
とは言え、衝突時の衝撃を和らげるバンパーが備わっているので、たとえぶつかっても家具が傷付くようなことは今のところ無いんですが。
あと、ケーブル類は避けてくれません。床にケーブルが垂れ下がっていると巻き込んでしまう率がかなり高いです。
ランニングコストが気になる…が
唯一、気になる点があるとすればランニングコスト。
モップの洗浄&乾燥は電気代がかさむし、専用洗浄液などの消耗品もそれなりに値段がするので、本体購入だけでなくその後のコストも見据える必要があります。
ただ、このラクさを一度経験しまうともう前には戻れません。コストを払っても良いと思うぐらいホントに快適で。
掃除やメンテナンスにかける時間を圧倒的に減らせるので、お金を払って時間を手に入れるような感覚というか。
そういった観点で考えれば、高いけど決して高くはないと思っています。タイムイズマネーです。
Narwal『Freo X Ultra』レビューまとめ
今回は、Narwalのハイエンドロボット掃除機『Freo X Ultra』をレビューしました。
- 掃除からメンテナンスまで全部お任せしたい人
- ゴミ捨ての頻度を極力減らしたい人
- 本体価格やランニングコストより導入メリットを重視する人
実はロボット掃除機を使うのはこれが初めてだったんですが、気になる点がない訳ではないけれど不満という不満がないんですよ。これってスゴいことで。
この製品をレビューするにあたり、他メーカーのロボット掃除機も色々チェックしていたんですが、Freo X Ultraが群を抜いているなと思いました。
「とにかく難しいことは考えず、全てを任せたい!」という僕みたいな人にはズボラ人間には最高のロボット掃除機です。
価格は高いですが、そのぶん導入した際のメリットは絶大なので、QOLを爆上げさせるためにもぜひ導入を検討してみてください!