『THE FROST AIR ULTRA』レビュー|薄さと強さの黄金比。iPhoneを美しく纏う次世代薄型ケース

「iPhoneを美しく魅せつつ、しっかり保護もしたい」
そう思っている人におすすめしたいのが、CASEFINITEの『THE FROST AIR ULTRA』という薄型ケース。

- iPhoneを美しく引き立ててくれる
- 心地よいサラサラとした手触り
- 薄くて軽いのに保護力もある
- 指紋が目立ちにくい
- MagSafeの有/無を選べる
- ボタン類がやや押しにくくなる
薄さと強さのちょうど良いバランスを追求したケースで、iPhoneの美しさを引き立てつつ傷からも守ってくれます。
これまで歴代色んなケースを使ってきましたが、個人的に一番気に入っているぐらい、本当に良いケースなんですよ。
そんなTHE FROST AIR ULTRAについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
CASEFINITE(ケースフィニット)『THE FROST AIR ULTRA』の特徴

THE FROST AIR ULTRAは、スマホアクセサリーメーカー・CASEFINITE(ケースフィニット)が手掛ける薄型iPhoneケース。
「薄さと強さの黄金比」をコンセプトに、デザインと耐衝撃性を両立させたケースに仕上がっています。
仕様
同メーカーで人気の高い『THE FROST AIR』とも比較しながら見ていきましょう。
| モデル | THE FROST AIR ULTRA | THE FROST AIR |
|---|---|---|
| カラー | アイスホワイト / スモークブラック | アイスホワイト / スモークブラック |
| 薄さ | 約1.2mm | 約0.8mm |
| 対応機種 | iPhone 12〜17シリーズ | iPhone 7〜17シリーズ |
| MagSafe | あり/なし選択可能 | なし |
| 素材 | ポリカーボネート | ポリプロピレン(PP) |
| 価格 | MagSafeあり:5,999円 MagSafeなし:4,999円 | 3,249円 |
より薄さを求めるなら「AIR」ですが、個人的には「AIR ULTRA」の方がバランスが良いと思いました。
「AIR」も使ったことがあるんですが、耐久性がちょっと頼りない感じがしたので。
外観デザイン

CASEFINITEはパッケージの状態から「良いモノ感」が漂っています。
だから、開封体験も楽しみのひとつで。

今回紹介するのは、iPhone 17 Pro MAX用(MagSafeあり)になります。
カラバリはアイスホワイトとスモークブラックの2色。どちらも半透明で、擦りガラスのような美しさを放っています。

素材には透明プラスチックの中でも最高強度を誇る「ポリカーボネート」を採用。
そのため、薄型ながらもそれなりの強度を感じます。手で圧力をかけてみてもそんなに歪みません。
そして、重さは約24gと非常に軽いです。


では早速、新色コズミックオレンジのiPhone 17 Pro MAXに装着してみましょう。

アイスホワイトは、オレンジのポップな印象をほどよく中和し、落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。
なんか「みかん大福」みたいだなとか個人的に思ったり。美味しそう。
スモークブラックを装着すると、オレンジピールチョコを彷彿とさせるようなビターな印象に。
どちらもiPhoneが持つプロダクト美を殺さず、その美しさを良い方向に引き立ててくれます。

表面にはマット調コーティング加工が施されており、心地よいサラサラとした手触りをしています。
指紋は案外付きやすいけど目立ちにくいので、ぱっと見の清潔感は保ちやすいです。
そして、16シリーズからMagSafe部分のデザインが変更となっています。
16シリーズまではリング状のデザインになっていましたが、Appleの林檎ロゴの位置が変わった関係で切り欠きが入っています。
リングの幅も少し細くなっていて、よりスッキリした印象になりました。
また、ケースの厚みは約1.2mmの薄さに抑えられていて、手に持った感触は裸運用にかなり近い感じ。


それでいて、画面やレンズ周りは縁の方がわずかに高くなっています(写真では分かりづらいと思いますが)。


保護フィルムを貼っても画面が直接地面に触れないのが良いですね。
ちなみに、レンズ側には同メーカーのカメラ用保護ガラス『THE LENS GLASS』を装着しています。
黒縁ゆえカメラ部分の存在感は増しますが、むしろこっちの方がカッコ良いかも。
レンズもしっかり守りたいという人はぜひセットで導入しましょう。
着脱方法
まずは取り付け方から。iPhoneの側面を差し込んでからもう片方の上部を軽くはめ込み、その後に下部の方を押し込むようにはめ込みます。


取り外す際は、切り込みのある下部を反るように引っ張り、iPhone本体の下部を浮かせてから外すようにします。
カメラ部分のくり抜きが大きくなった関係か、16シリーズの時より着脱しやすくなっていました。
CASEFINITE『THE FROST AIR ULTRA』を使ってみて
ここからは、THE FROST AIR ULTRAを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
「薄さ」と「強さ」のバランスが素晴らしい

まさに黄金比。
THE FROST AIR ULTRAは強度の高いポリカーボネート素材を採用しているおかげで、「薄さ」を極力保ったまま「強さ」も兼ね備えています。
このバランスが本当に絶妙だなーって感じで「これが最適解だったんだ」と思えるほど。
これ以上薄くすると心許ない気がするし、これ以上分厚くなればきっとゴツく感じる。それぐらい手に持った時の馴染み具合がちょうど良くて。
サラサラな手触りも心地良いし、今まで試してきた数々のケースの中でも、これが「一番しっくり来る感」があります。
ケースがベタつきにくいのが快適

このケースで特に気に入っているのが、手触りがずっとサラサラしていること。
こういうクリア系のケースってすぐベタつく感じがするのですが、このケースはそういう不快感が無いのがホントに良くて。
ケースとしてはそこそこ良いお値段するケースではありますが、この快適なサラサラ感を手に入れるためだけでも購入する価値があると僕は思います。
ボタンは押しにくくなるけど誤操作が減ってむしろOK!

このケースを装着すると、ボタン類がケースから若干引っ込んだ状態になります。
そのため、ややボタンが押しづらくなるというデメリットが。
とはいえ気になったのも最初だけで、数日のうちにすぐ慣れました。
というか、むしろこの状態の方が不用意にボタンが押されて誤動作する可能性が減って良いのでは?とすら思い始めています。
この辺は好みもあるかもしれませんが、誤動作による事故が減る方がありがたいかなと僕は思いました。
CASEFINITE『THE FROST AIR ULTRA』レビューまとめ

今回は、CASEFINITEのiPhone用ケース『THE FROST AIR ULTRA』をレビューしました。
- iPhone本来の美しさを損ねたくない
- ミニマルデザインのケースを使いたい
- ケースがベタつくのが嫌だ
- 耐衝撃性もある程度欲しい
- MagSafeのあり/なしを選びたい
「薄さと強さの黄金比」というコンセプトのとおり、軽量さと適度な保護力を至高のバランスで兼ね備えたケースに仕上がっています。
それでいて、このサラサラ感よ。ケースってすぐベタいてしまうモノが多いんですが、そんな不快感も無くて「シンプルに良い」を体現した製品だなって思います。
僕がイチ推しのこのケース、気になった人はぜひチェックしてみてください。
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