何度でも訪れたい!新石川県立図書館「百万石ビブリオバウム」に行ってきました。
これは何度でも通っちゃうね。
2022年7月16日、待望の新石川県立図書館がついにオープンしました。
その名も「百万石ビブリオバウム」。
図書館の規模や蔵書数がスゴいのはもちろんのこと、特筆すべきはその美しい建築デザイン。
ワークスペースもたくさん設けられていて、勉強や仕事をするのにもってこいの場所です。
そんな「百万石ビブリオバウム」について、写真メインでギャラリー的に紹介していきます。
新石川県立図書館「百万石ビブリオバウム」の概要
「百万石ビブリオバウム」は、金沢大学工学部跡地(金沢市小立野2丁目)に建築されました。
金沢の中心街からは少し離れた位置にあるので、車移動で行くのが良いかなと思います。
建物は地上4階・地下1階建てで延べ床面積は約22,000㎡とめちゃくちゃ広大。
行ったことないけど、東京ドームの約半個(0.47個)分の大きさぐらいらしい。
開架冊数は30万冊で、収蔵能力は200万冊と都道府県立図書館ではトップクラス!
こんな素晴らしい図書館が身近にできるなんて、うれしい限り。
ちなみに、新県立図書館の「百万石ビブリオバウム」という愛称は、
- 図書を意味するイタリア語「ビブリオ」
- 成長や進化を連想させる「年輪」を示すドイツ語「バウム」
を組み合わせ、建物と蔵数の規模を「百万石」と冠してつくられました。
この愛称が発表された当時は「分かりにくい」と批判の嵐でしたが、まぁ次第に慣れることでしょう。
以下、ビブリオバウムと略しますね。
「ビブリオバウム」を巡ってみた。
まずは建物の外観から。
外観は「本をめくる」様子をイメージしているそうで、下端の曲線が印象的。
エントランスを抜けて書籍の閲覧エリアに入ると、いきなりびっくり。
円形劇場をイメージさせるような壮大さと、図書館とは思えない開放感とインパクトに圧倒されました。
館内は方角ごとに色分けされていて、案内サインも吊り下げられています。
映える建築デザイン
思わず写真を撮りたくなる…!
図書館というと撮影NGのイメージがありますが、一応ここは撮影OKとのこと。
間接照明をふんだんに取り入れているので、カメラでどこを切り取っても映えてくれます。
特に目を惹くのは、やっぱり天井ですね。
木の枝が広がるように伸びているデザインがとにかくカッコよくて。
図書館というよりかは、もう美術館とか博物館のような芸術品だなと。
この建築物を堪能するためだけでも、見にくる価値はあると思います。
年輪をイメージした書架
館内の中央は、ビブリオバウムという愛称のごとく本の年輪のように書架が円を描くように並んでいます。
1階にある「本との出会いの窓」ではテーマごとに魅力を伝えていて、いつもは目に留まらないような本と出逢えるかも。
また、書架は単に「文学」「社会科学」などのジャンルごとに分けるだけでなく、12のテーマが設けられています。
「暮らしを広げる」「自分を表現する」といった、興味を惹くような仕掛けがされていて面白いなと思いました。
仕事を考える…か。あぁ、転職したい。というか無職になりたい。
それはさておき、メインの書籍は本屋のように表紙が見えるように置かれているので、直感的に本を探せるようになっているのが良き。
恋に焦がれたブルー、ちょっと気になる…!
約100種類のデザインチェアが点在
館内には100種類ほどの個性的なデザインのチェアがあちこちに配置されています。
本を開いたようなデザインのチェアも。
もはやカフェレベルのおしゃれ感。
リラックスしたい時、集中したい時。目的や気分に合った席を探すのも面白いですね。
数多くのワークスペース
ビブリオバウムは、本を読むだけでなく勉強や仕事をするにも適した環境。
館内の至るところにワークスペースが設けられています。
デスクにはライトやコンセントも。
館内は基本おしゃべりOKなので、静かに作業したい人のための「サイレントルーム」も用意されています。
インターネットが使えるコーナーもありました。
もちろん、館内には無料Wi-Fiが飛んでいるので、パソコンを持っている人ならどこの席でも作業ができます。
目隠し用のパーティションが備わった1人向けのデスクもたくさんあるので、ソロ活動にぴったり。
ん!なんだこのビビッとくる席は?!
たぶんだけど、こんな席が4か所ぐらいありました。
席が空いてたので、ちょっとブログ作業をしてみることに。
持ってきていた私物を広げてみてみたんですが、ミニマルでナチュラルな雰囲気がいい…!
てか、もうこの席が気に入りすぎたので買い取らさせてくださいお願いします。
こどもエリアや飲食などのスペースも
ビブリオバウムも見どころは、メインの閲覧エリア以外にもたくさん。
ここではザックリとしか解説できませんが、写真を撮ったところだけ簡単に紹介します。
1階には、こどもエリアが隣接されています。
子ども向けの本が集まっていて、エリア内にはアスレチックやマットなどの遊び場もありました。
たくさんのお子さんがいて、ちょっと写真が撮れる状況じゃなかったので、気になる人は公式HPをご覧ください。
他にも、おしゃれカフェの「HUM&Go#」や「だんだん広場」というオープンスペースがあったり。
今回は行きませんでしたが、食文化体験スペースやモノづくり体験スペース、研修室など様々な使い方ができるスペースも。
これからイベントとかも色々開催されると思うので、随時チェックしたいなと思います。
図書カードもつくりました。
せっかくなので、図書カードもつくってみました。
公式HPで事前に仮申し込みをしておくと、受付でスムーズに手続きできます。
カードの券面は2種類あり、僕はビブリオバウム表記の方を選びました。
このカードがあれば、館内に複数設置されているセルフ貸出機で簡単に本を借りられます。
わざわざ受付カウンターに立ち寄る必要がなくて便利です。
何度でも訪れたい場所が、またひとつ増えました。
今回は、新しくできた石川県立図書館「ビブリオバウム」について、簡単にですが紹介してみました。
館内がとにかく広くて、撮影しながら歩き回ってたら3時間近くも過ぎてしまった…!
本を探したり読む時間がなかったので、次に来たときは丸1日ゆっくり過ごしたいなぁと。
ブログ作業をするのにも最適な環境なので、これからきっと何度も足を運ぶことになるでしょう。
身近なところにこんな素敵な場所ができて、県民として誇らしく思います。
本当にスゴい図書館なので、まだ行ってない石川県民やいしかわ観光に来た人はぜひ立ち寄ってみてください!
撮影に使用した機材