『THE FROST AIR ULTRA』レビュー|薄さと強さの黄金比。iPhoneを美しく纏う次世代薄型ケース
「iPhoneを美しく魅せつつ、しっかり保護もしたい」
そう思っている人におすすめしたいのが、CASEFINITEの『THE FROST AIR ULTRA』という次世代薄型ケース。
- iPhoneを美しく引き立ててくれる
- マットでサラサラした手触り
- 薄くて軽いわりに保護力もそこそこ高い
- 指紋が目立ちにくい
- ボタン類がやや押しにくくなる
薄さと強さのちょうど良いバランスを追求したケースで、iPhoneの美しさを損うことなくちゃんと保護してくれます。
これまで色んなケースを使ってきましたが、過去最高にしっくり来たケースでとても気に入りました。
そんなTHE FROST AIR ULTRAについて、特徴や実際の使用感をレビューしていきます。
CASEFINITE(ケースフィニット)『THE FROST AIR ULTRA』の特徴
THE FROST AIR ULTRAは、スマホアクセサリーメーカー・CASEFINITE(ケースフィニット)が手掛ける薄型iPhoneケース。
「薄さと強さの黄金比」をコンセプトに、耐衝撃性とデザインを両立させた次世代薄型ケースに仕上がっています。
仕様
同メーカーで最薄ケースの『THE FROST AIR』とも比較しながら見ていきましょう。
モデル | THE FROST AIR ULTRA | THE FROST AIR |
---|---|---|
カラー | アイスホワイト / スモークブラック | アイスホワイト / スモークブラック |
重量 | 約21g | 約8g |
薄さ | 約1.2mm | 約0.8mm |
対応機種 | iPhone 12〜16シリーズ | iPhone 7〜16シリーズ |
MagSafe | あり/なし選択可能 | なし |
素材 | ポリカーボネート | ポリプロピレン(PP) |
価格 | MagSafeあり:5,999円 MagSafeなし:4,999円 | 3,249円 |
THE FROST AIRは、ほぼ付けていないような使い心地に特化したケースで非常に軽いぶん、落下衝撃には弱いです。
また、MagSafeには非対応なので、ある程度の強度が必要でMagSafeアクセサリーを使いたい場合は「AIR ULTRA」を選ぶことになるのかなと思います。
外観デザイン
CASEFINITEはパッケージからもう美しいんですよね。
だから、開封体験も楽しみのひとつで。
今回紹介するのは、iPhone 16 Pro MAX用(MagSafeあり)になります。
カラバリはアイスホワイトとスモークブラックの2色。どちらも半透明で、擦りガラスのような美しさを放っています。
素材には透明プラスチックの中でも最高強度を誇る「ポリカーボネート」を採用。
そのため、薄型ながらもそれなりの強度を感じます。手で圧力をかけてみてもそんなに歪みません。
早速、新色デザートチタニウムのiPhone 16 Pro MAXに装着してみました。
アイスホワイトは、デザートチタニウムが醸し出すエレガントさを包み込み、落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。
スモークブラックは、シックな中にもジュエリー感を秘めているような妖艶さがあって、個人的にすごくお気に入りの組み合わせ…!
どちらもiPhoneが持つプロダクト美を殺さず、その美しさを良い方向に引き立ててくれます。
表面にはマット調コーティング加工が施されており、クセになるようなサラサラで気持ち良い手触り。
指紋は案外付きやすいけど目立ちにくいので、ぱっと見の清潔感は保ちやすいです。
ケースの厚みは約1.2mmの薄さに抑えられていて、手に持った感触は裸運用にかなり近い感じ。
重量も約21gと非常に軽いため、重量アップも気になりません。
画面やレンズ周りは縁の方がわずかに高くなっています。保護フィルムを貼っても直接地面に触れないのが良いですね。
ちなみに、レンズ側には同メーカーのカメラ用保護ガラス『THE LENS GLASS』を装着しています。
黒縁ゆえカメラ部分の存在感はかなり増しますが、違和感はありません。
レンズもしっかり守りたいという人はぜひセットで導入しましょう。
着脱方法
このケースはしっかり密着する設計になっているので、着脱にはやや気を遣います。
取り付ける際は、iPhoneの側面を差し込んでからもう片方の上部を軽くはめ込み、最後に下部の方を押し込むようにはめ込みます。
取り外す際は、切り込みのある下部を反るように引っ張り、iPhone本体の下部を浮かせてから外すようにします。
無理な力を入れると破損する恐れがあるので、取り扱いには気を付けましょう。
CASEFINITE『THE FROST AIR ULTRA』を使ってみて
ここからは、THE FROST AIR ULTRAを実際に使ってみて感じたことを紹介していきます。
「薄さ」と「強さ」の最適解がこれだった
まさに黄金比。
THE FROST AIR ULTRAは強度の高いポリカーボネート素材を採用しているおかげで、「薄さ」を極力保ったまま「強さ」も兼ね備えています。
このバランスが本当に絶妙だなーって感じで「これが最適解だったんだ」と思えるほど。
これ以上薄くするとなんか心許ない気がするし、これ以上分厚くなればきっとゴツく感じる。それぐらい手に持った時の馴染み具合がちょうど良くて。
サラサラな手触りも心地良いし、今まで試してきた数々のケースの中でも「過去最高に手に馴染む」感じがあります。
ボタンはやや押しにくいけど誤操作が無くなって意外と快適!
このケースを装着すると、ボタン部分が少し引っ込んだ状態になります。
そのため、ボタンはやや押しづらくなりました。
使い始めて数日間はこれが「ちょっと不便かも…」と思ってたんですが、慣れれば全然気にならないです。
16 Proシリーズから新たに搭載されたカメラコントロールだけは今だにちょっとやりにくいですが(でもほとんど使わないから大きな支障は無い)。
ただ、このボタンが引っ込んだ状態にもメリットはあって。というのも、不用意にボタンが押されて誤動作することが無くなったんですよね。
以前はボタン部分が出っ張ったケースを使っていたんですが、ポケットの中でボタンが勝手に押されてカメラが起動していたり、聴いてる音楽の音量が変わってしったりすることが稀にあって。
そういうバッテリーの無駄な消費や誤動作が無くなったのは、今となっては快適だなと感じています。
MagSafeリングあり/なしのジレンマがある
このケース、本当にルックスが良くて。
ただ、これだけ見た目が美しいケースなので、「MagSafeリングが無い方がやっぱり見映えは良いなぁ…」と思っちゃいます。
でも、今さらMagSafeアクセサリーが使えなくなるというのも有り得ないので、僕はMagSafeありを選ぶしかなかったのですが。
きっとそういうジレンマを抱える人も一定数いるだろうなと実際使ってみて思いました。
本末転倒と言われるかもしれませんが、僕はMOFTのスタンドを取り付けて物理的にMagSafeリングが見えないようにしています。
このケースに限った話じゃないですが、それぐらいこのリングの見た目が好きじゃなくて…!
ちなみに、マグネット力はそこそこあるので、MagSafeアクセサリーは普通に問題なく使えています。そこは安心してください。
CASEFINITE『THE FROST AIR ULTRA』レビューまとめ
今回は、CASEFINITEのiPhone用ケース『THE FROST AIR ULTRA』をレビューしました。
- iPhone本来の美しさを損ねたくない
- ミニマルデザインのケースを使いたい
- マットでサラサラした手触りが良い
- 耐衝撃性もある程度欲しい
- MagSafeのあり/なしを選びたい
「薄さと強さの黄金比」というコンセプトのとおり、軽量さと適度な保護力を至高のバランスで兼ね備えたケースに仕上がっています。
最近増えつつあるスタンド内蔵といったような付加機能はありませんが、シンプルに美しくiPhoneを保護してくれるケースを探している人に最適なアクセサリーです。
気になった人は、ぜひチェックしてみてください!