操作性とデザインの両立。才色兼備なワイヤレスマウス『MX Master 3』

マウスというツールは、あれば便利だけど無くても困らないモノ。
マウスで行う操作の大半はキーボードだけで完結できる。
でも、Logicoolの『MX Master 3』を使い始めてから、僕にとってマウスは欠かせない存在に。
Logicoolのハイエンドワイヤレスマウス『MX MASTER 3』

『MX Master 3』は、Logicool(ロジクール)のハイエンドモデルにあたるワイヤレスマウス。
人間工学に基づいたデザイン設計で、その姿は芸術品のよう。
思わず色んな角度から眺めてみたくなる。




カラーは3色展開で、僕はミッドグレイを選択。他には無いような色合いが素敵。
接続端子は正義のUSB-C。急速充電ができるから、たった1分間の充電で3時間も使える。

あと、気になった点を先に1つ挙げておくと、クリック音がデカいかなと個人的に思いました。
「バチッ」と甲高い音がするので、もう少し静音性の高い仕様になるとベスト。
手に吸い付くフィット感

手のひらが触れるボディはシリコン素材で、マウスを持つと手のひらに吸い付くようなフィット感。
マウスにしては大きめのサイズで、手で摘むというよりはマウスの上に手を置くような感覚で、長時間使用しても手が疲れません。
質量も141gと少し重めな分、微妙な操作調整が効くのも良いところ。
高速スクロールが快感

「MagSpeed」と呼ばれる電磁気スクロールが、このマウスの見どころ。
通常時は、弱い力でスクロールすると「コクコク」と磁石の反発による抵抗感があるラチェットモードで、勢いよくスクロールすると極性反転により反発が打ち消され「シャー」と回り続けるフリースピンモードに切り替わる。
フリースピンモード時は、1秒間に1000行もの高速スクロールが可能。
この高速スクロールが快感すぎて、意味もなくホイールを回しまくってしまうほど。
また、ホイールは全面スチール素材のため、触り心地や耐久性にも優れています。
親指操作が意外に便利

多ボタンマウスの『MX Master 3』には、親指で操作できる機能に富んでいる。
1つが「サムホイール」と呼ばれる横スライド用のホイール。
横に長いExcelデータなどを閲覧する際に、直感的に操作できて便利です。
また、サムホイールの下には「進む/戻るボタン」があり、親指操作でブラウザやフォルダの進む/戻るがワンクリックでアクションできる。
キーボードのショートカットでも対応できる操作ですが、圧倒的にボタン操作の方が早いしラク。
実はこのマウスで1番重宝している機能だったり。
また、親指を置くところには「ジェスチャーボタン」が備わっていて、押し込んだまま4方向にスライドすることで、設定した操作を呼び起こせる。
操作の割り当ては、専用ソフトで自由に変更が可能。
僕は仕事ではWordやExcelぐらいしか触ったりしないので、このジェスチャーボタンはほとんど使っていないのですが、イラレなどのソフトを多用する人は活路があると思います。
マルチOS・EASY-SWITCH・Logicool Flowに対応

『MX Master 3』はOSを問わず使えるのが魅力の1つ。
Windows・Mac・Linux®6・iPad全てのOSで動作します。
また、マウス裏面にある「EASY-SWITCH」によって、最大3台までのデバイスを簡単に切り替えできる。
さらに、「Logicool Flow」機能を使うことで、異なるデバイス間でファイルのコピー&ペーストもできるように。
Flow機能はまだ使ったことはないんですが、クラウドやディスクメモリなどを介する必要が無いのが便利そう。
【デスクツアー】デスク周りのおすすめアイテム

下記の記事では、現在使っている「デスク周りのおすすめアイテム」をまとめて紹介しています。
こだわりのデスク環境に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
良いモノは価格に見合うだけの価値がある

正直に言うと、最初は「マウスに1万円以上もかけるなんて…」と思っていました。
だけど、実際に使ってみるとこの価格に納得。
マウスを『MX Master 3』に変えるだけで、手の疲れが軽減され、生産性がこんなにも改善されるとは。
このマウスにしか搭載されていない、1,000行/1秒間の高速スクロールと親指操作のサムホイール・進む/戻るボタンは、ぜひ一度体験してみてもらいたい。
僕みたいに1日中PC作業しているような人なら、きっと満足できるはずだ。