【トトノエの裏側】記事のライティングから撮影方法、使用機材まで全部見せます!

こんにちは、当ブログ『トトノエ』の全記事を手掛けているえふぃる(@__efiL)です。
本記事では、1つの記事を公開するまでの一連のプロセスや使用機材を包み隠さず紹介していきます。
ありがたいことに、このブログを見た人から、
- 文章が読みやすい
- 独特の世界観がステキ
- 写真がとても綺麗
などのお声を戴くことがあって。
そんな記事ができあがるまでの裏側を知っていただくのも面白いかな?と思って、公開してみることにしました。
その文字数、なんと1万字超え!
有料級?というぐらい僕のノウハウを全てさらけ出しているので、参考にできるところはしてみてください。
『トトノエ』で使用している機材
まずは使用機材の話から。
僕は道具に頼り過ぎたくないという思いから、なるべく少ない機材で完結できるようにしています。
それは、制限があるなかで考えて工夫することで自分のスキルが磨かれていくものと思っているから。
そんな僕にとっての必須機材が、以下の11点になります。
- スマホ|iPhone 12 mini
- 執筆アプリ|Bear / Ulysses
- ノートPC|M1 Macbook Air
- カメラ|FUJIFILM X-T30
- 三脚|Velbon UT-3AR
- シルクグレーカード|銀一 シルクグレーカードVer.2
- タブレット|iPad mini 6
- 写真編集ソフト|Affinity Photo
- デザインソフト|Affinity Designer / Procreate
- ドメイン・サーバー|ConohaWING
- WordPressテーマ|SWELL
スマホ|iPhone 12 mini

僕は文章の9割をスマホで書いてます。その理由はこちら。
- 時間・場所を問わず書ける
- キーボードで打つより早い
- スマホビュー確認の手間が省ける
ブログは基本スキマ時間にしか書く余裕がないので、肌身離さず持ってるスマホで書くのが何かと便利で。
例えば、平日仕事の昼休みとか、ちょっとした移動時間や待ち時間とか。
パッと思いついた時にサクッとメモするような感じで書いてます。
僕は現代っ子()なので、正直キーボードよりスマホのフリック入力の方が文字打ちが早いんですよね。
それから、スマホ入力の方が脳と手が直接的に繋がってる気がして、思いついたことを忘れる前にアウトプットできるというか(絶対に伝わらないこの感覚)。
あとは、スマホで書くことでスマホビューの確認をする手間が省けるのもメリットのひとつ。
基本3行以内に一文が収まるように心がけているので、あとから文量を調整しなくて良いのがラクだなと。
僕はコンパクト重視でiPhoneのminiシリーズを使ってますが、スマホは何でもいいと思います。
執筆アプリ|Bear / Ulysses

スマホで文章を書く僕ですが、その文章は『Bear』というアプリに書き留めています。
なぜ、Bearを使うかっていうと、
- 無料で使えて
- UIがシンプルで
- マークダウン方式で入力できる
から。
無駄なお金はかけたくないので、無料で使えるアプリの中でUIがシンプルでわかりやすいモノを選びました。
マークダウンが使えるので、見出しやリストを下書き時にセットして、そのままワードプレスに反映できるのが便利。
ダークモードにも対応しているので、スマホの画面とずっと睨めっこしても目が疲れにくいのが良いなと思ってます。
ただ、Bear単独ではワードプレスに書き出しできないので、間に『Ulysses』という別の執筆アプリを挟んでいる点がミソ。
Ulyssesは有料アプリなんですが、書き出すだけなら無料で使えるので、いずれかが完全有料化するまではこのやり方を続けるつもりでいます。
ノートPC|M1 Macbook Air

ワードプレスに下書きをアップロードしたら、いよいよノートPCの出番。
文章を書くだけならスマホで十分ですが、装飾をつけたりリンクを挿入したりするのは、やっぱりPCでやった方がラク。
ノートPCであれば、外に持ち出して使えるほか、家では外部モニターにつないだりと応用も効きます。
その中でも『M1 Macbook Air』は性能のわりにコスパが良く、写真編集など負荷のかかる作業もサクサクとこなせるのでおすすめ!
ちなみに、より快適に作業するために構築したデスク環境の記事もぜひご覧ください。
カメラ・レンズ|FUJIFILM X-T30 など

僕にとって欠かせないアイテム。
このブログに載せてる写真の99%は、富士フイルムのカメラ・レンズで撮ってます。
フジのカメラには「フィルムシミュレーション」という独自の色再現機能があり、これが写真のクオリティを高めてくれて。
実際に、ブツ撮りの写真はJPEG撮って出しに近い状態でアップしているぐらい理想の写真が簡単に撮れてしまいます。
現在使ってるカメラ本体・レンズは以下のとおり。
特に『XF35mm F1.4 R』の描写力がとても優秀で、画角的にも使いやすいので使用頻度が一番高いです。
三脚|Velbon UT-3AR

ノイズやブレの少ない写真を撮るために使用しています。
これがあれば俯瞰撮影をしたり、写真に自分を被写体として入れたりと撮影の幅が広がって何かと便利です。
三脚は安いモノでもいいと思うので、とりあえずカメラとセットで買っておきましょう。
『Velbon UT-3AR』は1万円台で購入できて、軽くてコンパクトに折り畳めるところが気に入ってます。
が、俯瞰撮影にはあまり向いてないです。
シルクグレーカード|銀一 シルクグレーカードVer.2

写真のホワイトバランス(WB)を整えるために使用。
僕は基本、自然光下で物撮りしてるので、時間帯や天候によってWBがまちまちになるんですよね。
あとから補正するのが面倒なので、このカードを使って写真を撮る時点である程度均一になるようにしています。
これを導入したことにより、写真編集しなくてもほぼ理想の色味で写真が撮れるようになったのがすごく便利…!
タブレット|iPad mini 6

カメラで撮影した写真をプレビューしたり、選別するために使っています。
『iPad mini 6』は画面アスペクト比が約3:2なので、写真をほぼ画面いっぱいに表示しながら確認できるのが良くて。
また、取り込んだ写真をサクッとTwitterなどにアップできるのも便利です。
それから後述するサムネ用文字もこのiPadで描いています。
写真編集ソフト|Affinity Photo

写真はブログにおいて重要な要素。
よりクオリティを高めるために、ソフトで色味などの調整をしています。
とはいっても、WBとハイライト/シャドウを少し弄ったり、ホコリ除去やレンズ補正をかける程度ですが。
本当は『Lightroom』を使いたいんだけど、買い切りで安かった(セール時で3,300円)という理由で『Affinity Photo』を使ってます。
デザインソフト|Affinity Designer / Procreate

サムネに文字入れする時に使用。
『Affinity Designer』は使用感がイラレに似ていて、こちらも買い切りでランニングコストがかからない点が◎。
また、手描きの文字を入れたいときは、iPadアプリの『Procreate』を使います。

こんな感じで、自分オリジナルの書体をデジタル化できるのが最高。
ドメイン・サーバー|ConohaWING

ブログを作る上で必須なのがドメインとサーバー。
ドメインとサーバーは所有している間ずっと利用料を払い続ける必要があるので、できるだけコストが安い会社を選びたいところ。
そこで僕が利用しているのは『ConohaWING』というレンタルサーバーで、WINGプランを選べばドメインが永年無料で使えます。
ひとつのサービスでドメインとサーバーが一括管理できるので、運用がラクになるというメリットも。
しかもサーバー速度が国内最速で評判も良く、月額も今なら493円〜と低コストで運用可能。
また、管理画面のUIがシンプルでわかりやすく、WordPressのインストールも簡単にできるので、ブログ初心者や他サービスからの移行にもおすすめです。
WordPressテーマ|SWELL

ブログの顔を決める、WordPressテーマ。
僕は今までに10個ほどのテーマを試してきましたが、圧倒的に使いやすくて多機能だったのがいま使っている『SWELL』です。
今あるテーマの中で、最も手軽にオシャレでSEO対策もバッチリなブログを構築できるテーマだと思っています。
17,600円と手が出にくい金額かと思いますが、僕はこのテーマに変えてから収益がいきなり伸び始めました。
今では余裕でお釣りが出るぐらいのブログ収益があるので、このテーマに変えて本当によかったなと思っています。
もし僕のブログのデザインが良いと思った人は、他テーマからのステップアップとしてぜひ導入してみてください。
ちなみに、僕のブログでは1,000行以上のCSSコードで細かい調整を加えて、よりミニマルで余白のある見やすいデザインに仕上げています。
『トトノエ』の記事ができるまで
使用機材を紹介したところで、続いては記事を公開するまでのプロセスを解説していきます。
全体像を掴んでもらうために、まずはざっくりと流れを。
- スマホで下書き
- ワードプレスに書き出し
- 写真撮影
- 写真選別
- 写真編集
- サムネイル作り
- 写真のリネーム・形式変換&圧縮
- 文章の装飾や画像・リンク挿入
- 推敲
- 記事公開
とまぁこんな感じです。順に詳しく解説していきますね。
STEP①|スマホで下書き

先に述べたとおり、文章は基本スマホで書いています。
Bearのアプリにテンプレートをいくつか作ってあって、書く記事に合わせて選んだテンプレをコピーして書き始めます。
そして、大まかな手順はこんな感じ。
- まずタイトルを考えて、仮タイトルを付ける
- 仮タイトルの内容に合う見出しを書き出す
- 見出しの内容を膨らませるように本文を書き足していく
そのほか特に細かいルールは決めてなく、思い浮かんだ部分から文章のピースをだんだんと埋めていく感じです。


ちなみに、1つの記事を書き上げてから次の記事を書くのではなく、同時進行でいくつも書いています。
なので常に20個ぐらい下書きが溜まっている状態です(永遠に下書きで止まってるやつもあったり)。
それはさておき、文章の生み出し方や気をつけているポイントは、またのちほど紹介します。
STEP②|WordPressに書き出し
ホントは全部書き上げてからWordPressに書き出すべきなんだろうけど、100%を求めるとなかなか次のステップに行けないのが現実。
という訳で、とりあえず9割ぐらい仕上がったらワードプレスに書き出します。
書き出し方法は、先に説明したとおり Bear → Ulysses → ブラウザ版WordPress というルートで。


STEP③|写真撮影

WordPressに書き出した下書きが1つ以上溜まったら撮影に入ります。
撮影は自然光下で行っており、照明等の機材は一切使用していません。
そのため、撮影は基本日中に行なっています。
また、自然光下だとWBにバラツキが出やすいので、いくつかのモノをまとめて撮ることもあります。
最近では「こういう写真を撮っておけば大丈夫だろう」という要領も掴めてきたので、写真を先撮りしておくことも。
そんな写真の撮り方についても、のちほど詳しく紹介しますね。
STEP④|写真選別

撮った写真はそのままPCに送ってもいいんですが、僕は一旦『iPad mini 6』に全部取り込んでから選別しています。
iPad mini 6は画面アスペクト比が約3:2なので、撮った写真を確認するのにちょうどいいんですよね。
1枚ずつ順番にスライドしながら確認して、良さげなカットにお気に入りを付けていきます。

そして、お気に入りを付けた中から使用するカットを選別し、選んだカットをAirDrop(これが死ぬほど便利)で『M1 Macbook Air』にワイヤレス転送。
使わなかった没カットはこの時点で消去して、無駄なデータをデバイスに残さないようにしています。
STEP⑤|写真編集

写真編集は、MacBookにインストールした『Affinity Photo』で。
最近は写真編集も面倒くさくなって、主にWB・ハイライト・シャドウの微調整とホコリ除去やレンズ補正をするぐらい。


ご覧のとおり、見比べないと分からないレベルの補正しかしていません。
色味調整についてはプリセットをつくってあるので、基本それをワンクリックで適用させれば完了。
ホコリ除去やWB調整をソフトで編集するのはかなり面倒なので、写真を撮る時点でなるべく手間がかからないように注意を払っています。
STEP⑥|サムネイル作り

まとめ記事など、サムネとなる写真に文字入れをしたい時に別途サムネを作ります。
『Affinity Designer』はアートボードを並べておけるので、過去に作ったサムネを参考にしつつ作れるのが便利。
それから、最近は自分の手描き文字を入れたいなという思いがって、iPadアプリの『Procreate』もよく使います。
描いた文字はAirDropでPNG変換してMacBookに送って、それをアートボードに貼り付けています。
サムネ作りのセンスは皆無なので、もっと良いサムネが作れるように精進しなきゃ…。
STEP⑦|写真のリネーム・形式変換&圧縮
この辺が個人的に一番キライな作業…。
写真編集が終わったらリネームして、記事に挿入する順に連番を付けていきます。
ファイル名の付け方は、英語小文字+2桁の連番で統一。
- ipad-mini6-01
- ipad-mini6-02
- ipad-mini6-03
リネーム後は形式変換と圧縮を同時に行うんですが、僕は「Squoosh」というブラウザサービスを利用しています。

Googleが開発したということで画質劣化が少ないらしいです。
ドラッグ&ドロップでブラウザにアップロードして、形式や圧縮具合を選べばすぐにダウンロードが可能。
とりあえず写真の横か縦の長い方を1920pxまでサイズダウンさせ、ファイル形式をWebPにして圧縮します。
被写体にもよりますが、10MBぐらいある写真データが15〜500KB程度にまで収まるので、かなり軽くなりますね。
特に白背景の写真はファイルサイズが小さくなるので、僕のブログとの相性も抜群。
スライドバーでBefore&Afterの確認もできるので、画質の劣化具合を調整しやすいのも気に入っています。
ただ、1枚ずつしか変換できないのが超絶デメリット。
一括変換する方法もあるみたいなんですが、僕は1枚ずつチマチマとやっております(詳しくはググってください)。
STEP⑧|文章の装飾や画像・リンク挿入
写真の用意ができたら、あとは一気に仕上げていきます。
導入部分から順に画像やアフィリンクを挿入したり、リストに枠を囲むなどの装飾を施したり、alt属性を入れたり。
その過程で、タイトルから終わりまで文章に違和感がないかも再度チェックしていきます。
STEP⑨|推敲
ひととおりできたら、スマホビューで誤字脱字が無いかなどの最終確認を行います。
スマホビューで見た方が、表現の違和感や誤字に気が付きやすいんですよね。
強調したい部分の太字やマーカー設定もこの段階で行うことが多いかな。
3回ぐらいは頭の中で読み直してます。
STEP⑩|記事公開
問題がなければ記事を公開!
公開後はすぐTwitterでシェアして、少しでも多くの人に見てもらえるように働きかけています。
(余談ですが、公開したあとにまた誤字に気がつくんですよね…こっそり修正してます)
とまぁ、一連のプロセスはこんな感じ。
もっと効率の良いやり方は色々あるんだろうけど、ずっとこのルーティンを続けています。
ちなみに、1記事できるまでにかかる時間は最短で1週間ぐらい。筆ノリが悪いと1か月はかかります。そんな感じ。
トトノエ流、文章の生み出し方。
ここからが本題ですかね。
僕が普段、どのように文章を生み出しているのかを深掘りしていきます。
なかなか言語化するのが難しいんだけど、全体をパーツごとに分けると以下のような感じになります。
- タイトル:一番の推しポイントを検索キーワードと絡めて表現する
- 見出し:飾らないありのままの言葉を並べる
- 本文:文章が降りてくるのをひたすら待つ
タイトル:一番の推しポイントを検索キーワードと絡めて表現する
タイトルはブログの中身を方向づける指針となるモノなので、いつも最初に考えます。
初期の頃は語感重視でタイトルを考えていたんですが、最近はある程度キーワードを意識して決めていて。
色々タイトルに盛り込みたい内容はあるかと思いますが、僕はその記事で一番伝えたい推しポイントをメインに据えます。
そして、推しポイントとなる言葉を『ラッコキーワード』やらのツールで検索して、関連して検索されそうなキーワードを入れ込みます。
その上で、タイトルはできる限り短く簡潔に。30字台になるのが理想だけど、45字ぐらいが平均かな。
あとは声に出して読んだときに、スラスラと読めるかどうかも意識しています。
見出し:飾らないありのままの言葉を並べる
見出しは目次でも表示される部分。
だから、なるべくストレートでわかりやすい言葉を選ぶようにしています。
例えばレビュー記事なら、そのモノを使ってみた時のインスピレーションをそのまま書きます。
PR案件だとデメリットの表現が直球すぎるってたまに怒られるぐらい。でもそこはポリシーなので変えませんが。
本文:文章が降りてくるのをひたすら待つ
「?!」
はい、これマジです。
あとは文章の神様が僕の元に降臨してくださるのを、心の中で手を合わせて祈りながら待ち続けます。
実は僕、ブロガーやってるんですが文章を書くのがめちゃくちゃ苦手で。
そもそも日本語すら怪しいぐらい語彙力がありません。本も全く読まないし。
だからロジカルな文章とか全然書けないし、今もずっと感覚と運で文章を組み立てています。
そう、良い文章が書けるかどうかは、良い文章が降ってくるかの運次第というわけです。
頭の中では常に何か言葉を紡ごうとしているんだけど、考えれば考えるほど言葉が浮かんで来ないんですよね。
でも逆に、何も考えてないふとした瞬間に「フッ」と言葉が舞い降りてきたりして。
そういうたまたま掴んだ言葉をつないだ結晶が、今あなたが読んでいるこの文章…というわけです。
まぁそんな書き方をしていることもあって、いつでも書けるスマホ執筆が僕には合っているのかなと思っています。
記事を書く際に気をつけている3つのポイント
さて、文章の生み出し方を披露したところですが、「感覚と運」と言われても納得できない部分があると思います。
そこで、降ってきた文章を読みやすく仕上げるために工夫しているポイントを3つ紹介します。
- 見出しごとの最初の一文を短く
- 言葉のリズム感を意識する
- 2,000〜4,000字にまとめる
見出しごとの最初の一文を短く
全部が全部そうしている訳ではないですが、そのセクションで言いたいことを一行でまとめて最初に言い切ってしまうことがあります。
こうすることで、言葉がスッと入ってきて読む人の興味が引けると思っていて。
だって、一文目から長い文章が続くと読む気が起こらないですよね?
少なくとも僕はそう思います。
言葉のリズム感を意識する
リズム感は命。
僕が文章を組み立てる上で一番重要にしているポイントと言えます。
語尾は基本同じ表現を連続で繰り返さないようにしているし、語感重視であえて長ったらしい表現を選ぶことも。
例えばで言えば、
- 「です。」が続くなら「ですね。」にする
- 〜できる → 〜することができる
- 〜の製品 → 〜という製品
とか。
都度、頭の中で音読しながら、読みづらい部分が出てきたら表現を変えています。
それから、リズム感というのは視覚的にも意識していて。
実は同じ言葉でも前後の言葉に応じて、漢字・ひらがな・カタカナ表記を使い分けたりしています。
漢字が続くとひらがなにしたり、ひらがなが続くとカタカナにしたり。
- おしゃれ / オシャレ
- ホントは / 本当は
- わかる / 分かる
など
今後、僕のブログを読むときはその辺も注意して見てください。笑
2,000〜4,000字にまとめる
ちょっと物足りないぐらいが丁度いい。
このブログの記事では、文字数はだいたい2,000字ぐらい、多くても4,000字程度にまとめるようにしています。
単純に僕が長い文章を読むのが疲れるっていうのもあるんだけど。
僕はトリセツ的なブログを書きたい訳じゃないので、意図的に情報量を減らすこともしています。
例えばレビュー記事では全てを網羅するのではなく、
- ここを伝えたい!
- ここが知りたい内容かな?
というポイントだけに絞って書いています。
それがいいかどうかはまた別の話ですが、そういうトリセツ系のブログはもうすでに他で量産済みなので。
たとえ不足があったとしても、自分らしいブログ、文章にしたいという思いでやってます。
・・・
そんな感じで、自分なりのこだわりは詰め込みつつ、わりと自由気ままに書いているのが現状です。
色々解説しましたが「結論、わりとテキトー」ってことでご理解ください。
トトノエ流、写真の撮り方。
最後に、普段どのように写真を撮っているかを解説します。
使用機材のセクションで話したとおり、基本使うのは、
- 富士フイルムのカメラ・レンズ
- 三脚
- シルクグレーカード
の3点セットです。
撮影環境

補助的な照明機材は一切使わず、自然光を頼りに撮っています。
そのため、撮影する時間帯は部屋に一番光が入り込む12時〜14時辺りが多いかな。
ただ、直射日光が入ると濃い影が入ってしまうので、レースカーテンは閉めて光が柔らぐようにしています。
僕の写真は透明感のある明るさが特徴だと思ってるんですが、撮影する際の部屋の中はこんな感じで意外と暗いんですよね。
カメラの設定
そして、カメラの設定はだいたい以下のような感じ。
フジユーザーじゃないと参考にならないかもだけど。
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- 露出:+1〜2
- ホワイトバランス:R:0 / B:1
- ダイナミックレンジ:200
- ノイズリダクション:+1
- ハイライトトーン:-2
- シャドウトーン:+2
- カラー:-2
- シャープネス:+2
ハイライトは抑えて白飛びを防ぎつつ、シャドウを上げて絵が引き締まるように。
カラー(彩度)は下げて、濃い味付けにならないようにしています。
そして、露出をプラス補正するのがミソで、これによって全体明るさを持ち上げているって感じ。
仮に露出を上げないと、これぐらい暗い仕上がりになってしまいます。


・・・
とまぁ正直、型が決まってるのはこのぐらいでして。
極秘のノウハウがあればそれをここで教えたかったんですが、あとはシャッターを切るだけで何も特別なことはしていません。
これだけのセッティングをしておけば、あとはカメラが綺麗な写真を撮ってくれます。
逆にフジのカメラがあれば、スキルやコツを身に付けていなくてもこんなにも素晴らしい写真が実は簡単に撮れてしまうんですよね。
…という訳で、みんなも富士フイルムのカメラを買おう!(雑
写真を撮る際に気をつけている3つのポイント
「結論、フジのカメラを買え!」というクソ回答だと怒られそうなので、写真を撮る際に気をつけているポイントもちゃんと解説します。
基本的なことが多いかと思いますが、僕が特に意識しているのは以下の3つです。
- 水平が取れているか
- 手の清潔感を出す
- 自分が納得できる出来栄えか
水平が取れているか
水平を取るのは基本中の基本。
僕自身、写真をよく取ることもあって、他の人が撮った写真も研究がてらによくチェックしています。
そこで僕がよく気になるのが、水平が取れていない写真。
せっかく良い写真なのに、なんか傾いてて気持ち悪いな…と思うことが多々あります。
僕みたいな素人が気になるんだから、プロや目ざとい人が見たらもっと気になるはず。
だから、僕も写真を撮るときは水平を第一に意識するし、撮影後に気になった場合は編集してでも直します。
例えば自分の例で言うと、この写真はNGです。

僅かにですがモニターが右肩下がりで、モニターライトが右肩上がりになってますよね?
こういうの許せないんです(これは修正のしようがなかったのでこのまま使いましたが)。
完璧にこだわる必要はないと思いますが、意識するだけでも写真のクオリティが上がって見えるので、ぜひ気を配ってみてください。
手の清潔感を出す
人の手って意外と気になる部分。
このブログではモノレビューの記事が多いので、サイズ感などを伝えるために僕の手が度々登場します。
同ジャンルでやってる他のブロガーさんも同じかと思いますけど。
それで、僕は顔出しをしていないので、手がいわば僕の代名詞なんですよね。

だからこそ、より手が綺麗に見えるような日頃の行い・工夫をしていて。
- 爪を短く切り、毛を剃る
- 手に刺激を与えない
- プロテインを飲む
- 手はボカして撮る
爪と毛のケアは当然として、普段から手が荒れないように気を付けています。
保湿クリームとか塗ったりまではしていないんだけど、例えば食器洗いをするときはゴム手袋をしたりとか。
あと、プロテインを飲んでタンパク質を多く摂取すると、指と爪の境目がすごく綺麗になるのでおすすめです。
そういう習慣を心がけていることもあって、自慢できるぐらいに僕は手が綺麗な方だと思っています。
それから撮影という点では、F値を小さくして手にはなるべくピントを合わせないようにするのが工夫ポイント。

手にピントがバッチリ合うと、毛とかシワがすごく気になっちゃうので。
こんな感じで、僕は手の清潔感をかなり大事にしています。
ここまで手の写り方を気にしている人って少ないと思うので、これは僕ならではのこだわりかなと思ってます。
自分が納得できる出来栄えか
結局、これですよ。
他人からの評価は一旦置いといて、「自分が納得できているか」というのは大事だと思っていて。
自分が良いと思ってないモノを、他人が良いと思ってくれる訳ないですよね。
だからせめて、良い写真が撮れたと自分が納得できるまで撮り続ける、ということを僕は実践しています。
そういう心持ちで撮り続けていたら、きっといつか他人からも認められる日が来るんじゃないかなと。
僕も腕はまだまだ未熟なので、ひたむきに向上心を持って撮影に挑んでいきたいなと思っています。
トトノエの裏側(ライティング・撮影編)まとめ

トトノエの裏側ということで、記事のライティングや撮影方法を紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
一番参考にしたい部分と思われる「文章の生み出し方 / 写真の撮り方」が、わりと普通でガッカリされたかもしれません。
(運に頼るところは特例ですが)
でもホントにそんな感じで、特殊なことをしなくてもそれなりの文章や写真に仕上がるんだということが分かってもらえたかなと思います。
もし今回の記事で参考になった内容があれば、ぜひご自身のやり方に取り入れてみてください。
「もっとここの部分を聞きたい!」というのがありましたら、Twitterでお気軽にお問い合わせいただければと思います。
この記事に追記したり、コメントを返したりさせていただきますね。
【予告】次の裏側シリーズとして、ブログのデザインやカスタマイズについても書きたいなと思っています。乞うご期待…!