..ととのえました。
コードにも本革を。上質な熟成レザーで束ねる『Aging Leather Clip』

「コード絡まる問題」は、ガジェット好きなら一度は経験したことがあるはず。
充電ケーブルや有線イヤホンなどを裸で持ち歩くと、必ずと言ってよいほどバッグの中で絡まってぐちゃぐちゃに。
この問題を解消するために導入しようと思ったのがコードクリップなんだけど、せっかくなら質感にもこだわりたい。
ということで今回おすすめするのが、熟成レザーが使われたdrip製のレザークリップ。
最近になってAmazonでも購入できるようになりました。
drip製の熟成レザークリップ『Aging Leather Clip』

drip製品でおなじみの熟成レザーを使用した『Aging Leather Clip』というコードクリップ。
5本1セットで1,800円と、drip製品の中では手を出しやすいアイテムだと思います。
カラーは、ブラック/アメリカーノ/モカ の3色展開で、僕が持っているブラックのみ裏地も同色仕様。


飽きのこないシンプルな作りで、レザーの質感をダイレクトに感じられます。
全長11cmと適度に長いので、長めコードや太めのコードも難なく束ねることができそう。
端材でも、しっかりと熟成レザー

このコードクリップは、他のdrip製品には使えない端材を利用して製作されているんですが、革の品質は同等レベル。
牛革にオイルとワックスがたっぷり染み込んだ熟成レザーは、はじめから使い込まれたようなツヤを放っています。
写真では伝わらないかもしれませんが、1つ1つ異なる革の表情があるのも面白い。
そして使えば使うほど光沢が増すそうで、使い古した傷や痛みは「味わい」として刻まれていく。
コードクリップというこんな小さなアイテムにも、ストーリーを吹き込めるのが楽しい。
しばらく使い込んだら、そのエイジング具合をあらためて紹介したいと思います。
シンプルな中にもアクセントを

クリップの端と端を留めるのは、アンティーク調のスナップボタン。
シンプルなデザインの中で、鈍いゴールドカラーがアクセントに。
ボタンの抵抗感も絶妙で、固すぎず緩すぎずで丁度いい。
そして、ボタンのそばにはくっきりと型押しされたdripのロゴが。

このロゴの存在は賛否が分かれそうですが、個人的にはdripさんのファンアイテムみたいな感覚で使えてアリかなと。
僕は一応『PRESSo』という財布も使っているので。
使いはじめは気になる点も

このクリップを使っていると、裏地の屑がかなりボロボロと出てくるんですよね。
今では少し落ち着いていますが、使いはじめの頃は特に酷かったです。
端材を使っているのが原因なのかは分かりませんが、カバンやポーチなどに入れて使う時にはちょっと気を配ったほうが良いかも。
もちろん個体差があるかもしれないので、念のためのアナウンスということで。
レザーでコードを花束にして

レザー製のクリップで束ねるだけで、無機質なコードたちも心なしか華やいで見える。
こうした小さなアイテムにもこだわることで、より自分の所有物にも愛着が湧いてきます。
今やレザークリップには数多くの選択肢がありますが、熟成レザーを謳ったプロダクトは『Aging Leather Clip』だけ。
この記事を読むような人なら、きっとこのアイテムの魅力が分かるはず。
ちなみに、僕も使っているTAVARATさんのレザーコードクリップも質感が高くておすすめです。